正しいことを正しいと言い張って思いを通すことは簡単なこと。それよりも自分の正しさを否定されても、相手との人間関係を大切にして頭を下げることは難しい。
私たちは誰しも自分の中でこれが正しいと思う正義を持っています。それを否定されると烈火の如く怒り、相手を傷つけずにはおれない。
でも、そんな正義の為なら相手を傷つけずにはおれない自分だからこそ、相手の心を守る為に、正義を否定されても忍んでゆく。
正義を貫く人よりも相手の心を守る人の方が強い。
正義は本当は人の心を守る為にある。心を否定する正義はどんなに正しくても、それは苦しみしか生まない。
幸せは正義を貫くことではなく、大事な人、大事な自分の心を守る為にあることを知らなければならないと思いました。