私たちの頭には、こうしなければならないという思いがある。
たとえ自分がこうしたいと思っても、自分の正義に合わないことは、自分で自分を否定して、やらせないようにする。
だから、私たちは自分の正義に縛られて、感情が思うように育つことはできない。
そして、感情が育つことなく、歳を取って、理性が衰えると、幼い感情が現れる。
人間歳を取ると、幼児化するのは、感情を育てることなく、理性だけで生きてきたから。
人生で一番大切なことは、感情を育てること。
死の嵐の前でも崩れることなく、自分を保っておれる魂を作ることが何よりも大切なことです。
でも、多くの人は感情に目を向けることなく、こうあるべきで一生を終えてしまう。
幼い感情に気づくことなく死を迎えてしまうのです。