雨降って地固まるという諺がありますが、問題が起きて初めて相手の本当の気持ちが分かる。
私たちは問題があるよりも、問題がない方が幸せのように思っていますが、問題が何もなければ、相手のことをちゃんと見ることなく時間が過ぎてゆきます。
一緒にいた筈なのに、相手のことは何も知らない。一番そばにいた筈なのに、見ていなかったということになってしまいます。
問題が起きて、感情をぶつけられることは苦しいことですが、相手は本当はこんなことを思っていたことが分かり、相手のことを深く知ることができる。
だから、問題が起きることは、人間関係を深める為に大切なことだと思います。
でも、この時、大切なことは、起きた問題から逃げず、向き合うことです。
問題が起きることを嫌がると、問題が起きた時に相手を切ることで簡単に片付けようとする。
でも、切ることで解決したら確かに簡単ですが、そうすると誰とも深く知り合えることなく、一人の人生を生きることになってしまう。
人生を幸せに生きる為には、自分の人生を共に過ごしてくれる人が必要。
人生を通して関係が深まってゆくように生き方ができたら、充実した人生になるのてはないかなと思いました。