種まきこそ、幸せ | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

多くの人は、経済的に成功して、楽ができるようになる為に頑張っている。

つまり、頑張るのは楽をするため。

だから、自分ばかり頑張って、まわりの人が遊んでいると、なんで自分ばかり頑張らなければならないのかと不満が起きるし、苦しむ。

人間が苦しむのは、楽をしたいと思っているからだと思います。

だから、仏教では、苦しみから離れるためには、頑張ること自体を幸せだと思うようになることを勧められます。

自分だけ頑張っていたとしても、それ自体が幸せならば、頑張ることは苦しみではなく、むしろ幸せだと感じられるようになります。

仏教では、種まきこそ、幸せ。

すべてのご縁を種まきのご縁に変えてゆくことが、自分を幸せにしてゆきますし、種まきをすることそのものが幸せだと感じられます。

種まきをしてどんな結果を得たとしても、その結果は死んでゆく時には、置いてゆかなけれぱなりません。

しかし、種まきをして、それを習慣としたならば、その種まきの習慣は業となって、死んでからも続き、未来永劫私を幸せにしてゆきます。

種まきこそ、幸せの元と思えたならば、この世に苦しみなど無くなってしまうのだなと思いました。