よく子供が遊んでばかりで勉強しないという人がいますが、ここで勉強することは、子供のしたいことなのか、それとも、親の願いなのか、ちゃんと区別して考えることが大切なことです。
子供が自ら勉強したいと思っているならば、子供が勉強することは子供が決めてやろうと思ったことなのだから、勉強しなかったら、あなたが決めたことだから、勉強しなさいと注意することができます。
しかし、勉強することが親の望みならば、子供が勉強しなかったからと言って、何で勉強しないのと、注意することはできません。
親の望みを子供の為だからと子供に押し付けて、子供が勉強しなかったからと言って、注意したら、子供は、自分は本当は何がしたいのか分からなくなります。
多くの場合、勉強することは、親の望み。ならば、勉強しない子供に注意するのではなく、子供が勉強するように働きかけをして動かしてゆくことが大切です。
その時、勉強する子供のそばで見守ってあげたり、頑張ったら誉めてあげる。それは子供の頑張りは、親の為だから。それを意識して自分の望み通りに動いてくれた子供を認めてあげることが何よりも大切です。
親の望み通りに子供を動かすことは悪いことではない。ただ子供は自分の為に頑張ってくれているのだと思って、頑張る子供に感謝できるか。それが親も子供も幸せになる為に大切な心がけだと思いました。