ドラマを見ていると、主人公は人格的にも善で、その敵は悪とハッキリと善悪が分かれていることが多い。その方が見ている人も主人公を応援できるからだと思うが、現実的には、そんな善人もいなければ、悪人もいない。
みんな良いところもあれば、悪いところも持っている。それが人間です。
だから、完璧な人間なんていない。不完全な存在なのです。だから、過ちを犯す。間違った判断もする。それでも大事なことは、失敗を通して何を学ぶか。成功してゆく人は、失敗を通して確実に成長している。ドラマのように始めから善人はいないが、その代わり、色々な失敗を通して、善人へと近づいてゆく。
失敗は悪いものではありません。失敗を通して生き方を変えることができたら、不完全な存在から完全な人間へと近づいてゆくことができます。
失敗を通して学んでゆける人間になりたいものです。