南無阿弥陀仏をとなふれば 梵王帝釈帰敬す 諸天善神ことごとく よるひるつねにまもるなり
阿弥陀仏に救われて念仏唱えている人は、神々から守られる身になる。それは阿弥陀仏に救われた人はすべての出来事が自分を成長させるご縁に感じられるからです。人生には色々な思い通りにならないことが起きます。その時、こんなに苦しいのなら、投げ出したいと思うこともあるでしょう。でも、それはこの苦しみが自分にとって悪い方向に進んでいると思うからです。どんな苦しみも自分にとって良い方向に進むご縁なんだと思えば、楽しく毎日を生きることができます。大事なことは目の前の出来事をどのように受け取るかです。思い通りにならないことは誰でもやってきます。しかし、それをこれも私を幸せにするご縁なんだと思えば、楽しく乗り越えることができます。それを親鸞聖人は神々に守られているのだと言われたのだと思います。