週末に観たのがこちら⇒☆
小劇場系(というのが正しいかは知らないけど)の映画って
観たことほぼないんですけど、yokoチン評価が高く
口コミもなかなか良いようなので、思い切ってtryしてきました~
結論から言うと、良い映画。
父が亡くなったことすら知らなかった私には
チクリと胸が痛む映画ではありましたが。
孤独死に至るには、ソレ相応の理由があったのかもしれない
でも、そうせざるを得ない事があったのかもしれない。
孤独死=自業自得
そう、片付けてしまうのはいかがなものか。
許せないほどの怒りの裏側にあるのは
とても深すぎる悲しみ。
悲しくなければ人は怒り狂うこともそうそうないと考えますが。
いつまでも怒っていても何も解決しないのだ、と
そこに固執していても、何も始まらなければ、何も進まない
物語は、ただひたすらに淡々と進んでいくのですが
不思議とグングン引き込まれていきます。
人の死に真摯に紳士として向き合う主人公
(韻を踏んでるんじゃないわよ?)
私はまわりがバカにするほど「実直」な人が大好きですが
まさにそんなタイプの主人公。
単純だけど、誠実に丁寧に生きていくって
本当に大切なことだし、とても素敵なことだと感じた映画です
ラスト10分くらいだったかな。
館内に奇跡がおこりました。
まさかの館内いたるとこからのすすり泣き
ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!
出遅れたアタクシって、なんか薄情な女感満載じゃないっ!?
って!?隣の人(女性)ったら嗚咽までもらしてるし!?
エンドロールが流れるころ。
涙を流せない人たちが離席したのは言うまでも無い。
もちろん、アタクシもその一人(ですが、何か?)
心にしんみり。
人の死を軽く考えたくない、と感じる
そんな映画でした。
そろそろ上映終わりになるかも?
興味ある方は是非。
