たった半月前には

ゆる~い空気感をただよわせて

イツものように「お、お嬢きてたのか」と

笑ってるんだか、寝てるんだかわからないくらい

細い目をさらに細めて話しかける大先生がいた


今はもう居ない。


往診の最中に倒れられ

そのまま帰らぬ人となったそうです。


威勢ばかりよくお行儀もなにも

あったもんじゃないアタクシのケガの治療は

ずーっと大先生と息子の若先生にしていただいてました


そんなに親しい間柄ではないけれど

居る、と思っていたはずの人がいない

涙ぐんだりしてしまうあたり、ヤッパリ年なんですかね(苦笑)



いつかはみんな、居なくなる。

自分だって居なくなる。

わかっちゃいるけど寂しいものです。



大先生、あなたが直した患者さんや

あなたが教えてきた子たちが

別れを惜しんで「お別れ会」を開くそうです



イツだったか。誰かが言ってました。



自分が死んだ後に、

自分がドレだけやってきたか?がわかるんだ




納得。

大先生、ゆるい感じなんていってゴメンなさい。



「いーんだよ、お嬢」



といってくれている気がします(苦笑)

というか、本人にいったら、キットそう言ってくれるでしょう

そのかわり、力いっぱい、 ボキッ と整体してくれるでしょうw



あんまりにも突然だったので

ただただ、ビックリしていて実感がないのですが



大先生、長い間、現役での治療、お疲れ様でした。

これからは、ユックリ休んでのんびりしてください。


こころから、ご冥福をお祈りしています。



お嬢。