こんにちは、征矢歯科医院です。

 

 

最近、更新が滞っておりました。

 

 

「なぜ、歯医者さんへ、あんなに何回も通わないといけないの?」

「治療に行く度に、次回の予約をするけれど、なかなか治療が終わらない。」

「一回で終われば、その分、治療費も安く済むはずなのに!」

というお声をよく聞きます。

患者さんが不満に思いつつもなかなか言えない気持ちもよく分かります。

 

 

今回は、“なぜ歯医者の通院は何回もかかるのか?”という疑問にお答えしたいと思います。

 


何度も通うので、”歯科治療は高い”と思われる方も多いでしょうが、

実は日本は、世界でも・アジアの中でも”歯科治療が安い国”です。

 

これは国民皆保険という医療保険制度のために、患者さんの窓口での負担はとても少なく、日本の歯科医療は、品質・値段共に、世界でもトップクラスです。

 

 

 

 

例えば、治療内容によっても異なりますが、

治療の中でも難しく時間のかかる”歯の根の治療(根管治療)費”で比較すると、

 

日本:根管治療をおこなう歯1本につき「2,000円~5,000円程度」

アメリカ:根管治療をおこなう歯1本につき「150,000円~250,000円程度」

韓国:根管治療をおこなう歯1本につき「20,000円~30,000円程度」

ベトナム:根管治療をおこなう歯1本につき「20,000円程度」

 

 

実際に比較すると驚かれることが多いですが、

他国と比較しても1/10程度の金額で治療が受けられます。

支払い金額が少なくて済むのは保険制度の一番のメリットだと思います。

 

しかし、保険診療には、細かいルールがあり、ルール従った治療を行う必要があるために、1回の治療には制限が出てきます。

決して、歯科医院が儲けようと、通院回数を増やしている訳ではありません。

保険診療で1回の診療あたりの内容は決まっているのです。

 

これを破ってしまうと、歯科医院は国からペナルティを受けてしまいます。



そして、病名が付かないことには、保険診療を受けられません。

あくまでも「病気の治療であること」というのが大前提です。

 

したがって、歯並びを整える矯正治療(顎変形症は除く)や健康な歯のクリーニングには、保険が使えません。


患者さんにとっては、単純に歯石取りをするだけだとしても、「歯肉炎」などの病気の治療という考え方に基づいて、数々のステップを踏まないといけないのです。

 

 

 

 

“なぜ歯医者の通院は何回もかかるのか?”

1つ目の答えは、保険診療のルールによる制限と言えます。

 

 

 

 

 

 

 

そして、2つ目の答えは歯科治療の本質にあります。

 

 

 

当院の治療の流れを説明しますが、

 

まず痛みを止める応急処置

その後、お口の中の検査(何が原因で痛みが出てるのか?)

カウンセリング(どのようになりたいのか?何を希望しているのか?)

虫歯や歯周病を繰り返さないための予防プログラム

治療プログラム

再治療しないようにするためのメインテナンスプログラム(一番重要)

 

 

治療まで最低でも4−5回を有します。

 

すべての歯科治療の基本となる歯周病の治療は、

様々な検査や処置を行う関係上、治療回数が掛かります。

しかし、この治療が終わらないと、次の治療に移れません。

 

 

この土台の整備が終わらなければ、どんなに綺麗な被せ物をしたとしても、いつのまにかダメになってしまいます。



 

先ほど比較した「根管治療」と言われる、歯の根っこの治療は治療回数も多く掛かります。感染してしまった歯の根の空洞を消毒して、無菌にする処置です。

完全にキレイになり、さらに症状がなくなるまで、数日置きに薬を交換する処置を行います。この消毒処置の回数は、歯の状態によって異なり、感染状態によっては治療に数ヶ月を要することもあります。


しかし、この処置を充分にしないと、歯に被せ物をした後から炎症がぶり返して、腫れや痛みが起こることがあるために、治療にはどうしても時間が掛かってしまうのです。

 

 

 


歯科治療の本質は、見えない細菌との戦いです。

 

悪い細菌がいなくなる、または弱くなるまで徹底的に治療をした後で、やっと詰めたり被せたりをすることが出来るのは、出来る限り再発を防ぐために欠かせない事です。

 

 

 

 


では、短期間に治療を終わらせる方法はないのでしょうか?

 

 




 

治療内容によって異なりますが、

短期間にまとめて治療を行う、短期集中治療は存在します。

 

 


ただし、保険は使えません。


先ほどお話ししたように、保険診療はルールによる制限があり、

まとめて一度にたくさんの歯を治療することは認められていないからです。

 


保険治療ではなく、自費診療にはなりますが、希望があれば、対応してくれる歯科医院は存在します。

普段、海外で暮らし、日本に帰ったときの限られた時間で治療をする方も、珍しくありません。

とはいえ、「治療を1回で!」と主張する方の多くは、普段から歯のお手入れをされていなかったり、ほとんど歯科医院に行かないという方が多く、虫歯や歯周病が進行しているケースが目立ちます。

このような場合には、どんな治療を行っても一度で完治することはあり得ません。



かかりつけの歯科医を持って、定期的にチェックを受けることが、一番費用対効果が高く、治療回数も少なくて済む方法なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

いつも、長文におつきあい頂きましてありがとうございます。

 

 

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