こんにちは、征矢歯科医院です

 

今回は「ご高齢の方や持病をお持ちの方の歯科治療」がテーマです。

 

 

 

歯医者にかかって、「お薬手帳をおねがいします!」と言われたことはありませんか?

 

“なぜ歯科医院にもおくすり手帳を持っていく必要があるの?”と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

  

近年の歯科には大きな変化が起きています。

 

 

 

 

不適切かもしれませんが、一昔前の歯科医院では全身的な状態を把握して歯科治療を行うなんてことは少なかったのではないでしょうか・・・(もちろん全身状態をチェックされている先生方もいらっしゃいますが)

 

生体モニター(血圧や酸素化の状態をみるモニター)などをお持ちでない歯科医院が多数だったかと思います。

 

 

 

“歯科治療で、体調が悪くなるなんてことはないよ!”

“何かわからないけど病院に行ってるみたいだし、薬は飲んでるから大丈夫”

↑こんな先生は注意が必要です。

 

 

 

最近、治療をしていて思うことは、持病をお持ちの方が歯科医院にいらっしゃることがとても増えたということです。

 

 

 

2017年現在、65歳以上の方の人口が日本の全人口の27%を越えています。

現在の日本は超高齢化社会と呼ばれています

2017年に発表された80歳以上の歯の本数20本以上の人の割合51%

 

80歳以上のかたであっても歯が2人に1人以上は20本以上の歯があります。

当然、持病をお持ちのご高齢のかたが歯科医院に訪れる、またはこちらから患者さんのお宅や施設に伺う機会も増えています。

 

いままでは、おからだの病気のために、歯科治療どころではなかった方々が持病を抱えたまま歯医者に通院する時代なのです。

 

 

高齢者が増えたから全身状態や内服薬の把握が必要になったんだ!

と思いますが、それだけではありません。

 

 

おくすり手帳の提出をお願いしているのは、ご高齢の方だけではありません。

年齢の若い方でも、うつ病や統合失調症などの精神疾患と診断されて向精神薬抗不安薬などを処方されていらっしゃる方が増えています。

 

 

 

“なぜ歯科医院にもおくすり手帳を持っていく必要があるのか”

 

この理由は、歯科治療でも全身状態の悪化はおこりうるからです。

 

特に、歯医者の麻酔(局所麻酔)を使用する場合には注意が必要です!!

(歯科治療中に起こる合併症の半分が、この麻酔のタイミングです)

 

一般的に歯科で使用する局所麻酔の中にはアドレナリンという薬が入っています。

 

口の中は血流が豊富なため、局所麻酔はすぐに血液に取り込まれて流されてしまい、麻酔の時間が短くなってしまいます。

 

アドレナリンを用いることで周囲の毛細血管を収縮させて、局所麻酔薬(リドカイン)が麻酔を行なった部位に留まって貰うためにアドレナリンが添加されています。

 

 

麻酔を打たれた後、心臓がドキドキすることが有りますね。これは、アドレナリンの効果によるものです。

 

 

 

しかし、アドレナリンは、お身体の状態によっては悪影響を引き起こすことがあります。

特に、内服しているお薬との相互作用によっては使用量を調整したり、使わない方がいい場合もあります。

 

※アドレナリンが入っていない麻酔薬もありますので、お身体に合わせた麻酔薬を選ぶことが最善の治療です。

 

歯の治療に来たのに、治療がきっかけでお身体に負担がかかる事が無いように、

 

 

「お薬手帳は忘れずに!!」

 

 

治療後に歯科医院で処方する薬も、飲み合わせを考えて処方しています。

お薬に関してご質問があれば、ぜひ先生に聞いてみてください。

 

 

 

いつも長文にお付き合い頂きましてありがとうございます。

 

 

 

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茨城県日立市 征矢歯科医院

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