遠い昔の会社員時代の話です。

 

当時、私は某小売店で部門責任者として働いており、

社員は2名、パート・アルバイトが8名体制でした。

 

部下の社員が実家に帰るため退職することになり、

店長にも退職の2~3ヶ月前には伝えられていました。

しかし、後任の社員は一向に決まらず、

とうとう部下が退職した時点でも決まりませんでした。

(人手不足が理由でした)

 

まさかの1人体制です。

それから15日位は連続で出勤、その後、他店からの応援が週1日入るようになりました。

しかし応援に来てもらっても発注や売り場変更などはできないので丸1日休めるわけではありません。

 

結局、前任者退職後から40日目位に他店で採用したばかりの全く実務経験のない中途採用者が後任で来ることになりました。

ようやく丸1日休めたのは、確か45日目位だったと思います。

この間の労働時間は、500時間近かったと思います。

 

数値が曖昧なのは、その間の記憶がほとんどないためです。

毎日頭がぼーっとしていて、今、電話をしていた相手の名前すら思い出せないので

すぐにメモをとっておかなければならないような状態でした。

 

そんな中でも今でも覚えているのは、

・大事な発注を忘れて本部に平謝りしたこと

・エリア長(店長の上司)に「早く社員を入れろ!いい加減にしてくれ!」と抗議したこと

・朝、車を運転していたら10分間位の記憶がなく、気がついたらかなりの距離を進んでいて「このままここに居たらいつか死ぬな」と思ったこと

この3つくらいです。

 

特に3つめの出来事は、私の中では強く印象に残っていて、

しばらくして退職し、今の労働紛争解決の仕事をするきっかけにもなりました。

 

タラればの話ですが、

今の知識があれば、残業代を全て請求したでしょう。

通勤中の交通事故で怪我をしていたら労災が認められたでしょう。

しかし交通事故で死んでいたら通勤中の事故死で片づけられたでしょう。

 

私の話は約20年前ですが今でもご相談を受けていると月150時間の残業をしていましたという方もおられますので状況はほとんど変わっていないと思います。

 

長時間労働を強いられている人は、私の経験からすると何も考えることができなくなります。

ただ目の前にある仕事をこなすことで精一杯です。

そして多くの人はいずれ身体に変調をきたします。

 

そうなってしまってからは遅いのです。

一度、立ち止まって今、自分が置かれた状況を考えてみてください。

 

私のつたない経験が少しでもお役に立てればと思っています。

 

 

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