今回はいつもより簡素にデザインの解説をしていきたいと思います


右上:顔面鏡人間

写経の中の言葉を注釈した諺『人こそ人の鏡』から着想をうけて描きました

意味としては、自分を分析するには他者からの評価や態度で精査するものだと解釈しました

こちらが無愛想な態度を取れば相手もそれに応じ、誠意を持って接すればいい関係が築ける

一概には言えませんが、そのようなことが多いと思います

人との和を大切にする上で重要なことであり、意味が好きなので描きました

※この諺は人の振り見て我が振り直せ的な意味合いで取られることもあるみたいです


右下:満腹で動けない悪魔

ハートを食べすぎて動けない状態の悪魔ですが

悪魔(シンプルに悪人)にハート(優しさ、愛情)を与えても、ただ貪るばかりで

ブクブクと肥え、誰かに分け与える事も無いという意味で描きました

人からの恩を返すことなくのうのうと生きる、面の皮が厚い人間を皮肉ったようなデザインです

今回はアメトラ系のジャンルにトライしてみました、これからもジャンルを広げていきたいです


左下:ロベリアが生えた天使

清らかな心でいたわり深い存在とされる天使に花言葉が『悪意』のロベリアが生えて咲いています

天使は脱力しきって意識がないように見えます

今回は『身から出た錆』(自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむ事)から着想を得ました

どんなに清らかな人間でも悪意が生まれると、どんどんとそれが成長し元の自分を見失ってしまう

そんな様を描きました、天使から出たロベリアといったところでしょうか…はい


真ん中:色んなハートマーク

手枷になるような束縛愛でも手でハートマークつくっちゃうくらい燃え上がってるよ的な図です

ハートが何個入ってるでしょうか?というクイズができそうなくらい1つのデザインに詰め込みました


左上はなんかいいなと思って描きました

全然意味とか経緯とか無いのも描きます