札幌市試運転中! 電池路面電車「ハイブリッド市電」 | 札幌発! きたすぽ (北海道各地の情報、風景&スポーツ情報)

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【 スイモ㊤  ハイ!トラム㊦】

将来の市電候補の「ハイブリッド市電」が札幌市内(西4丁目-すすきの間)で、試験走行を行っています。
寒冷地における走行の安全性やバッテリーの性能を調査するほか、消費電力に関するデータも収集するそうです。

鉄道総合技術研究所(鉄道総研)開発のバッテリー駆動式低床路面電車(LRV)「ハイ!トラム(Hi-tram)」が11月22日から、また、川崎重工業(株)開発のバッテリー駆動式・架線レス低床路面電車(LRV)「SWIMO(スイモ)」も12月17日より試運転されています。

「SWIMO(スイモ)」はパンタグラフから5分間充電すれば、架線がないところを約10km走れる。3両編成で約2億5000万~3億円と従来の路面電車(約2億円)より高いが、使用電力は約1割減る。札幌市で走行試験をし、08年の実用化をめざしています。

 リチウムイオン電池搭載の「ハイ!トラム」と比べると、全長は2メートル長く、15メートルで定員62人。低床型で、車内の座席下に高性能な「ニッケル水素電池」を搭載しています。架線からの電力と、バッテリーのどちらでも走行できて、ブレーキをかける際に発生するエネルギーをバッテリーに蓄え、再利用できる、優れものだそうです。

市交通局によると、スイモは17日から来年3月下旬までの試運転予定で、はやいうちにみなさんの目の前を走って行くかもしれませんね。

電池路面電車「ハイブリッド市電」、札幌市試運転中