Rye ~ライ~ | South Wind~海辺の家・葉山生活~

Rye ~ライ~

もし、「イギリスに旅行したいんだけど、どこがオススメ?」と誰かに訊ねられたら、私は真っ先にここを挙げるかもしれません。


イングランド南東部の小さな町、Rye(ライ)。


中世のままの町並み


この写真、私が帰国した日、真っ先に書いた記事(コチラ) でも掲載しましたが、これはライで撮影したものです^^


イギリスの中で、最も美しい町のひとつで、石畳の坂道、中世の街並みが残る、それはそれは美しい町。

今回の旅行では、カンタベリー(記事はコチラ) へ行った翌日、ライに寄って散策を楽しみました。


日本で売っているガイドブックにも載っていますし、とても人気のある観光地のひとつですが、実はとっても小さな小さな町で、町の中心を1周するだけなら、徒歩で数十分あれば回れてしまいます。ゆっくり散策しても、数時間程度^^


駅もこじんまりとしています。


ライ駅


切符を売る窓口はあるけれど、改札は無人。

イギリスでは、ライに限らず、大きな都市の駅以外、基本的に無人駅か、切符を売る窓口がひとつだけとか、こじんまりしています。

(ちなみに、切符を買わなくても乗車できますが、列車に乗ると検札に来るので、悪い事はできませんよ・笑)


改札をくぐるとこんな感じ。


ライ駅


電車を待っているときに撮影しました^^



駅を出て少し歩くと、もうそこは石畳の中世の家並みが残る坂道…


ライ 石畳の街角



町の一番高い場所にある、St.Mary's Church…

ライのランドマーク的存在かな。


ライ セントメアリー教会


この教会への入館は無料ですが、塔に登る場合は£2(約420円)支払います。

この塔からの眺めが本当に素晴らしいので、絶対にオススメ♪

それが(何度も登場させて申し訳ないのだけれど)、この写真↓


中世のままの町並み


反対側は海も一望できるんです。

私が行ったときは、なにかの工事中のクレーンが海のそばにあって、どうしても視界に入ってしまうため、撮影しませんでした(笑)。


この教会の塔へ登るには、本当に、ビックリするような狭い&天井が低い&急な階段を登らなければなりません…。高いところが苦手な方、恰幅の良い方は…ぜひ頑張ってくださいっ(笑)。



歴史を感じるランド・ゲート。

ライの町は、かつては城壁に囲まれていたそうなのですが、現在残っているのはこの門だけ。


ライ ランドゲート


こんな門が、ふつ~に、町中にポンとあるのって、本当に素敵でしょう?



歩き疲れたら…クリームティーはいかが?^^


Cream Tea


これは、ライにある、かわいいティールームでいただきました。

内装も凝ってて、素敵なお店だったな~。

ライの石畳の街角には、ティールームやパブも点在しているので、ちょっと休憩したいとき、食事をしたいときも助かりますし、どのお店も味わいがあって、とても楽しいひと時を過ごせます♪


宿泊にも困らないので、とっても小さな狭い町だけど、「のんびり旅行」がお好きな方は、こういうところで一日かけて、暮らすように過ごすのも楽しいかもしれませんね^^



私と夫は、昨年ドイツを訪れた時に、中世の面影を残す町あちこち歩きました。

それらも本当に素晴らしかったのですが、ライは、「ラブリー」という表現がピッタリな素敵な町です。また「里帰り」した時は、絶対に行きたい場所のひとつなのです^^


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そうそう、余談ですが…。

Lovely(ラブリー)という単語。


かわいいもの

美しいもの

おいしいもの

とにかく、何でも「良い」ものを見聞きすると、イギリスでは”Lovely(ラブリー)”って使うんです。

かわいいものを見たときにもラブリー、おいしいものを食べたときもラブリー、お礼を言うときも「ラブリー・サンキュー」って使ったり…。

とにかく、何でもかんでも、受け答えにはラブリーを連発(笑)。

これが、女性だけが好んで使うと思いきや、男性も使います。少年も青年も、おじさんもおじいちゃんも。

み~んなラブリー!!


私自身、留学していた頃にこれを耳で覚えて、今も、海外でつい使ってしまう単語のひとつ。でも、アメリカの映画やドラマでは、ほとんど耳にした事がないのです。

これって、イギリスだけかしら?