ハンフリー・ボガートの映画 「麗しのサブリナ」 オードリー・ヘプバーンとの共演! | 人生・嵐も晴れもあり!

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「麗しのサブリナ」

 

 

「麗しのサブリナ」 予告編

 

1954年9月17日日本公開。

『ローマの休日』に続くオードリー・ヘプバーンのヒット作。

興行収入:$10,000,000。

 

脚本:ビリー・ワイルダー、サミュエル・テイラー、アーネスト・レーマン

監督:ビリー・ワイルダー

出演者:

オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン

 

 

あらすじ:

富豪ララビー家のお抱え運転手の娘・サブリナ(オードリー・ヘプバーン)は、邸の次男坊・デイヴィッド(ウィリアム・ホールデン)に仄かな思いを寄せていた。

しかし父は娘に叶わぬ恋をあきらめさせようと、彼女をパリの料理学校へやる。

それから2年後、サブリナは一分のすきのないパリ・スタイルを身につけて帰ってきた。

女好きのデイヴィッドは美しくなったサブリナにたちまち熱を上げ、自分と財閥タイスン家の令嬢エリザベス(マーサ・ハイヤー)との婚約披露パーティーにサブリナを招待し、婚約者をそっちのけにサブリナとばかり踊った。

デイヴィッドの兄で謹厳な事業家ライナス(ハンフリー・ボガート)は、このままではまずいとデイヴィッドをシャンペン・グラスの上に座らせて怪我をさせ、彼が動けぬうちにサブリナを再びパリに送ろうと企てる。

不粋のライナスにとって、サブリナとつきあうことは骨の折れる仕事だったが、計画はうまくいき、サブリナの心は次第にライナスに傾く。

一緒にパリへ行くことになって喜ぶサブリナだが、ライナスは船室は2つとっておいて、いざとなって自分は乗船しないつもりだった。

サブリナはそのことを知って深く悲しみ、すべてを諦めてパリへ行く決心をする。

ライナスもまた自責の念にかられ、いつの間にか自分がサブリナに恋していることに気づく。

サブリナ出帆の日、ララビー会社では重役会議が開かれていた。

ライナスはここでデイヴィッドとサブリナの結婚を発表するつもりだったが、怪我が治って現れたデイヴィッドは、ライナスとサブリナが結婚するという新聞記事を見せる。

そしてヘリコプターを用意しているからサブリナの乗る船に急げ、と兄に言う。

すべてはサブリナとライナスの気持ちを察したデイヴィッドの粋な計らいだった。

ライナスはサブリナを追い、客船の甲板でふたりは抱き合うのであった。

 

 

コメント:

 

1953年に 「ローマの休日」で一躍世界のヒロインとなったオードリー・ヘプバーンが、その翌年にハンフリー・ボガード、ウィリアム・ホールデンのお相手を務めた恋愛映画だ。

監督は名匠・ビリー・ワイルダーでブロードウェイのヒット戯曲(サム・テイラー作)の映画化。

舞台劇らしい典型的な三角関係のラブコメで楽しめる。

 

 

これだけ見ても、オードリー・ヘプバーンが、いかにハリウッドに大事にされていたかが分かる。

ボギーもホールデンもヘプバーンのお相手としては年を取りすぎているが、当時の二大男優を翻弄するヘップバーンが可愛く、かえってヘプバーンの魅力を引きたてた感じがあり、これで一層彼女のハリウッドでのステイタスはアップした。

冒頭はヘプバーンは使用人の娘という事で、意中の男性に邪険に扱われるのだが、もうその時点で、その男性の恋人よりも充分美しい。
そして、ヘプバーンがパリ留学から帰ってくると、見違えるほど垢抜けていて、その男性も振り向くという設定だ。

といっても、最初から素材が違うので、観客はその変化にはそれほど驚かない。

以前よりおシャレになっただけで、以前から彼女自身は十分美しかったのだ。

それよりも、ストーリーが極めて単純で、最後に我らがボギーが、彼女に惚れてしまって仕事を投げ出すというラストになっているところがとても微笑ましく感じられる。 

良き時代の作品である。

 

 

本作でもボギーは、お洒落で、カッコよく、キスも熟練されていて、米国でのダンディな紳士としてトップクラスだったことが分かる。

当時すでに55歳だ。

やはりハリウッドきってのダンディな男優は、ぜったいハンフリー・ボガートだ。

 

ウィリアム・ホールデンは、9年後の1964年に「パリで一緒に」で、ヘプバーンと再度共演している。

この俳優は、「サンセット大通り」、「戦場にかける橋」などのヒット作品で有名になった。

本作でも魅力あふれる、明るくて軽快なアメリカの男性を演じている。

当時36歳だった。

 

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