ナショナル・ジオグラフィックのキッズ向け本で、恐竜のことを詳しく述べたものを図書館で借りてきてある。

恐竜の末裔として生き延びたのは、鳥類。

その説は現在ではほぼ確定となって、博物館の展示や本の表紙ではかなり鳥めいた恐竜のイラストが出てる。

 

セキセイインコたちを見てるとそういうんはまったく思わんかったのが、シロハラインコは一緒にいればいるほど鳥っちゅーよりも恐竜っぽさのが勝ってるニヤニヤ

 

恐竜たちの体温も暖かかったんやないかなぁ。

冷血動物が温血にミューテーションする可能性がどの程度のもんか知らんけど、魚や爬虫類は太古からずっと冷血のまんまきてる。冷血の鳥なんてうちが知る限り聞いたこと無いんで、ご先祖たちも熱い血潮たぎらせて地表をうろうろしてたんやないか。

 

鳥は現存する動物でもっとも種類が多く、1万種ある。

アホな鳥もおるけどね、ざくっと半分以上の鳥は雛を大事にするし、生涯をつがう鳥たちも少なく無い。インコたちには明白な感情と愛情があり、個性は千差万別。

となれば、恐竜たちで脳が大きめのもの(鳥類のご先祖のグループはここ)は、家族愛を抱いててもまったくおかしくない。

 

うちの考えでは、ティラノサウルスは屍肉を食べるスカベンジャー。(参考過去記事『ヒューストン自然科学博物館と恐竜』)

ホオジロサメのような牙を持つティラノがいた恐竜の時代は阿鼻叫喚やったイメージが映画のせいであるけど、実際は案外のんびりと平和やったかもね。

ナショジオの本に書いてあったんが、恐竜が地表を支配してたのって1億6,500万年に及ぶんやてポーン

ヒト属がアウストラロピテクスから分離したのが約200万年前で、ホモ・サピエンスなんて長くても40万年の歴史。恐竜たちがどんなけタフやったのかがよくわかる。

 

などなど、動きも目も恐竜っぽさたっぷりのシロハラインコを眺めてると、地球の大先輩も可愛い姿で生き延びてるんやなぁとしみじみ。

 

それから5羽のセキセイインコたちを眺める。

いずれも羽根の模様が異なるねん。シロハラインコはオスメスも親兄弟もまったく同じカラリング(妹子は少し幼少期の黒い羽根が残ってる)

セキセイインコが捕獲されヨーロッパで人気のペットになってからおおよそ200年が経った。

野生のセキセイは皆同じ外見をしてる。たまに緑やなく青が生まれることがあるとか。そうしたら群れの中で目立つんで捕食者に捕まりやすく生存の可能性がとても低くなるんやて。

 

ペットとして人間が繁殖させたものは、色合いが千差万別になった。つまり、たった200年でセキセイの羽根はどんな色になれば環境適応して生存できるか?を種内で試しまくってきたことになる。

もし寒冷地で生存できる野生のセキセイインコがいたら、雪中で目立たない白っぽい色ばっかりの群れになりうるわけやね。

 

セキセイインコの羽根はミューテーションの研究にぴったりやん。

猫科には三毛猫からライオンまで大小や形状が色々いても毛皮は基本白黒茶のみ。鳥類ほど多種多様かつ同じ羽根を持ちながら色合いや形状が種族によってまったく異なる温血動物は無い。

 

この超柔軟な適応能力のおかげで、恐竜から鳥という姿になって地球上のあらゆるところに存在できるんやろうなぁ。

 

そうそう、黒人ってぱっと見える場所は肌が黒いやん。せやけど手のひらと足の裏は日本人とそんなかわらん肌色。

シロハラインコも同様で、足は濃い灰色やのに足の裏はピンクっぽいねんで。

つまり、直射日光が当たらへん場所やからメラニンが怠慢こいて発達せえへんかったのは、人間も鳥も同じ爆  笑

ほならセキセイインコはどうや〜?と一生懸命に観察したら、オリジナル色の子はグレーの足で、微かに裏側は色が薄い…かもしれんけど、どうやろ?という程度。細過ぎて日焼け関係無さそう…と思いつつ、白やクリーム色の子たちの足は、日焼けを気にしない環境で200年きたからか、ピンク色。

 

インコはともかく、水辺の鳥の目や狩りを見ると、彼らもむっちゃ恐竜っぽいな〜って。

泳いでたらあんなんにシュバって上から喰らいつかれるとか、水棲生物も大変やで滝汗

空も、陸も、水辺も、まだ恐竜たちの末裔が地球上あらゆる場所でブイブイ言わせてるんやなぁ。

 

子供の頃から、まったく別ものと思ってた鳥と恐竜(と馬)が好きやった。

というわけで、今日は趣味に走った記事でした〜(*´꒳`*)

 

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