滞在してる秘境(?)には、立派なお寺があるねん。

お寺があるんは知ってたけど、まさかの立派な規模でびっくり。

 

歴史あるお寺やから苔むして朽ちかけた無縁仏(やと思う)がずらずらっと並んでるんは壮観で、畏怖の念も湧いた。

 

神仏習合のなごりか、お寺さんやのにしめ縄を張った場所もあるねん。

龍がもたらした湧水(やったっけ?)とか、滝修行するとことか。

 

やっぱりね、古い信仰の場所に張ってあるしめ縄の向こう側は雰囲気ちゃうわ。ちょっと怖いような雰囲気が漂う気がする。

油断したら何するかわからん息子(9年前は、神社で鈴を鳴らす縄を登ろうとした)には、思いっきり警告した。

 

しめ縄っちゅーのは、神様の世界と人間の世界を分ける記しなんやで〜。

神様の世界の方に入ったら、ちゃんと尊敬の姿勢を見せへんかったらバチ当たるんやで〜。

神道では、すべての自然に神様が宿ってるし、中でもしめ縄で線引きされてる神様てのは、それ相当の理由があるからしめ縄されてるんや。そんなランクの高い神様相手にふざけた真似は通用せえへん。

むっちゃ怖いで。

 

と、多少誇張して息子をびびらせといたニヤリ

 

びびらせつつも、霊感ゼロなうち自身ですら苔むした大木の迫力に「これは、なかなか…滝汗」となんかを感じずにはいられんかった。

グランドキャニオンやブライスキャニオンなどの圧倒的な大自然の作品にも、畏れの気持ちと自然への畏敬が湧く。

ただ、あれらは巨大なんよね。

日本の御神木などは巨大っちゅーても神社の一角に収まるサイズ。なのに、“持ってる”のが大したもんやわ。

 

自然の中に神を見出し、そのパワーを宿す対象を判別してしめ縄で不可侵領域設定してきた日本人。

この独特の信仰と嗅覚が日本をして特殊な国家・民族にしたんかもねぇ。

夫に説明したら「僕、そういうのって良いな〜と思う」と受け入れてくれたんが嬉しいわ(*´꒳`*)

 

そうそう、旅館の晩御飯の華やかさとボリュームには一家で満足。

で、食後にお部屋に戻ったらお布団がど〜んと4組敷いてある。これを夫に「ほら、来て〜っ、見て〜っ」と見せたら、すごいびびってたニヤニヤ

その驚く顔が見たかったんや〜(*´Д`*)

 

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