それは、無知な善人と、金や権力の亡者。
アメリカ大陸を車で移動する旅をしてると、そんな考えがもわ〜っと浮かんできた。
このことは前から指摘してるね、うち。
それでもぶわ〜っと広がる牧草地、点在する家、ひょっこり出てくる野生動物、素朴で親切なアメリカ人たちと接すると、明確に肌で感じるねん。
意識高い系をおさらいすると:
地球温暖化がヤヴァ〜イ 白人による人種差別はんた〜い 性的マイノリティを助けま〜す ヴィーガンでーす 武漢ウイルス超危険で怖〜いから規制賛成 可哀想な不法移民を助けよう 民主党は正義の味方
という幸せ回路を保持する都市部の民主党支持者が多い。
そんな彼らは、共和党支持者が多い第一次産業・第二次産業の従事者たちを無学なレッドネックと呼んで馬鹿にする。
告白すると、うちも田舎のアメリカ人を馬鹿にしてた。
でもね、人間の生活って第一次産業無くしてありえない。
その第一次産業って、生命を扱うに他ならない。
アメリカ合衆国って、こんな場所↓が大半やないかしら。
あんまり良い写真やなくて申し訳ない。
牛や馬、農作物ばっかりよ。
こんな土地が大半なら、必要なのは「役に立つ人間」と「役に立つ家畜」と「自然の恵み」となる。
ここでは「人種差別」「性的マイノリティ」とか、(゚Д゚)ハァ?なんやそれ、な話題でしかないで。
家畜がせっせと仔を作ってくれんことには家業が成り立たんから、ゲイの権利とかまったくどうでもええわけで。同性愛者だろうがなんだろうが、実際の労働で役に立ってくれたら仲間でそうやなかったら単なる穀潰し。
雨が降って牧草が育てば家畜がもりもり食べて、生まれた仔を大切に育て、食べごろになったら屠殺する。
気まぐれな自然を気にしつつそんな日々を送ってる人たちにとって、ヴィーガンとか理解できへんやろうなぁ。
健康上の理由で食べられないのならともかく、家畜のゲップが地球温暖化とか家畜の命matterとかで食肉や卵やバターを拒否し、大豆などで作ったエセ肉をありがたがって食べる生き物。
過去に書いた記事にいただいたコメントに、左翼はリアルな生活からかけ離れてる、って指摘があったの。
ほんまに禿同。
どうりで意識高い系が大都市に棲息してるわけで。
うちかて、屠殺されバラバラになった血塗れの家畜の肉体が分類・処理される過程を見たことはない。綺麗にパックされてお店の店頭にグロさゼロで並んでる“商品”としての姿だけしか知らん。
環境左翼だのヴィーガンだのは、実際に屠殺される家畜の姿と屠殺する仕事人の苦労なんてま〜ったく知らずにレッドネックと嘲笑う。そして綺麗事を追い求める自分にうっとり・:*:・(*´∀`*)・:*:・
地球温暖化を防ごう!なんていう大それた身の程知らずな、そして決して到達できない目標を掲げてうっとり・:*:・(*´∀`*)・:*:・
アメリカの大地をひたすら移動する旅をし各地が見せる異なった姿を目の当たりにしたら、外の天候関係無くエアコン効いた中で第三次産業に従事してこれまたエアコン効いてるジムで汗かいてる都市部の人間では決してわからん世界を感じることができる。
うちらが飲む水を送りだす山では高山植物が健気に咲いてる。
車に驚いて逃げる鹿の背後にちょうど見えるのは、雪崩の爪痕が残る斜面。
森林と森林の間はスキーのコースやないよ。雪崩がものごっついパワーで表面を押し流してったんよ。こんなのがあちこちにあり、州も郡もいちいち倒木を片付けることもないようで、ごろごろ朽木が転がってる。人間にはどうしようもない大自然の力が、たったひとつの山脈のあちこちで発揮されてる。
人間がどうこうできるもんやないわ。
そして人里に戻ると、こんな光景。
この地域ね、保守派が強いんやろうなーって感じるわ。星条旗をあちこちに見るし、レントしてる一軒家のある住宅街にはトランプ支持の旗を掲げる家を見た。
こんな自然いっぱいの土地に住む素朴でおおらかでフレンドリーなメリケンさんたちには、大都市の頭でっかちで綺麗事を振りかざす魑魅魍魎による「人種差別っ」「LGBTQっ」「地球温暖化で地球が大変っ」て喚き声はまったく理解できへんやろうなぁ(´・ω・`)
地球温暖化を真剣に心配する都市部の左翼は、こういう土地で1年くらい自然にまみれ、家畜の交尾と屠殺を手伝ってみたら心が洗われるでな。
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