こんばんは。

 

最近もっぱらミックスを行うタイミングが多く、

 

練習にと世に出ない曲をミックスしております。

 

 

 

 

そこで気になってくるのがモニター環境。

 

スピーカー裏の吸音やら色々と試してはいるのですが、

 

そもそもマトモな環境の出音を知らないため、

 

どこまでいってもこれで良いのかな?という状態でした。

 

 

 

ということで以前より気になっていたモニター環境修正プラグイン。

 

調べてみるとデモ版があるものもあり、

 

マイクも付属のもの以外でも測定用マイクであれば使えるとのこと。

 

すぐ近くのスタジオが機材の貸し出しも行なっていたので、

 

Behringer ECM 8000を借り、

 

Snarworks Refarence 3のデモ版を用いて周波数特性を修正する事にしました。

 

 

 

 

 

 

 

現在のモニター環境

 

 Fostex PM0.4n

 

スピーカースタンドにはコンクリートブロック+ブロック型の発泡スチロール

 

スピーカー裏に毛布などを使って簡易的な吸音

 

机に使用している板が共振しやすい(200〜300Hzあたりが異常に出ている)

 

 

 

 

 

 

 

 

この環境がで果たしてどこまでよくなるのか。

 

 

それではやってみます。

 

 

 

 

ダウンロード〜導入まで

 

 

 

まずはこちらからメールアドレスを登録。

 

スピーカーとヘッドフォンの2種類があるので2種類とも送信します。

 

 

 

スピーカー

https://www.sonarworks.com/speakers/trial

 

ヘッドフォン

https://www.sonarworks.com/headphones/trial

 

 

 

 

受け取ったメールの文面に従って進めて行くのですが、

 

全文英語なので苦手な方は苦手かもしれません。

 

下記に簡単な説明を書いておきます。

 

 

 

 

 

ダウンロードするファイルは各メールにつき2種類。

 

・DAW用プラグイン

・システム全体に適用されるSystemwide

 

それらをそれぞれインストールし、

・DAW用はDAWを立ち上げプラグインを挿入→アクティベーションコードを入力

・システム全体のものはインストール終了と同時に自動的に開かれるのでアクティベーションコード入力

 

となっています。

 

アクティベーションコードはメールに添付されています。

 

 

 

アクティベーションが終了したらヘッドフォンの方はもう使えます。

 

 

既にメニューバーに常駐しているであろうSystemwide、

またはDAWプラグインの画面から右上のAVERAGEをクリックし、

 

 

 

現在使っているヘッドフォンの機種を選択します。

 

 

Sony MDR-900STやAKG Kシリーズなど、

モニターヘッドフォンの定番機種でしたらある程度揃っている感じです。

 

 

 

これで完了。DAW上に何か曲を入れ、聞いてみましょう。

 

 

 

 

 

続いてスピーカーのキャリブレーション。

 

こちらはスピーカーの機種だけではなく個々の部屋の鳴り方に合わせた調整が必要なため、少し時間がかかります。

 

まずはアプリケーションに入っているSonarworks Reference 3をクリック。

 

Caribrate Your Systemを選択します。

 

 

 

するとマイクの選択技が現れますが、

付属のマイクの場合はマイクと一緒に配達されるプロファイルを選択する、とあります。

今回はECM 8000を使用しますのでReference gradeを選択します。

 

SonarworksのサイトのFAQを見ると、専用のマイク以外を使用した場合18kHz辺りに問題が出る可能性があるとのこと。

 

 

 

 

 

ここからはソフトの指示に従ってスピーカーから音を出して音量やマイクの感度、

椅子からスピーカーまでの距離などを確認していきます。

 

 

スピーカの音量調整は、人の話し声と同じ音量に合わせればOKです。

 

 

 

そしてこれ、めちゃくちゃ驚いたのですが、

 

 

各スピーカーにこのように近づいて音を出すだけで、

二つのスピーカーの距離が分かってしまう。

 

 

 

 

 

その次の作業で、ここまで判別してしまいました。

 

 

 

 

この数値が間違っている場合、Fine tune dimensionsから調節できるのですが、

今回は寸分狂わず採寸できていたのでIt's great を選択。

 

凄いな...

 

 

ここまできたらあと一歩です。

 

 

 

 

ここからは指示に従ってマイクの位置を少しづつズラしながら周波数特性を確認していきます。

 

ソフト側から2種類の音が出されるので、

 

・位置確認用の音が鳴っている間は指定の位置にマイクを動かす

 

・周波数確認用の音が出てる間はマイクを止める

 

とやっていきます。

 

 

これがなかなかスピーディーな作業で、

 

自分はマイクスタンドを使用してしまいましたが、

 

手で持ってやった方が良いかもしれません。

 

 

 

 

これが終わればそれらの情報を解析し、画面に表示した後ファイルとして保存

→そのファイルをSystemwideやDAW用プラグインで読み込ませて使用、となります。

 

お疲れ様でした。

 

 

 

さて、ようやく音を聞けます。ドキドキです。

 

 

 

感想

 

 

 

まずはヘッドフォンの方から。

使用しているヘッドフォンはAudio Technica ATH-M50です。

  • ローがスッキリした。
  • 超低音が聞こえる(というよりは振動として感じられる)ようになった。
  • 同じ音量でも音圧感が減ってよく言えば味付けの無い、悪く言えばつまらない音になった。
  • 空間が広い(遠い音がちゃんと遠くに聞こえる)
感覚としてはフラットってこういうことなのだろうな、と。
YAMAHAの新しいヘッドフォン、MT8を試聴した時の感覚に似ていました。
 
 
 
そしてスピーカー。
  • 机の共振が気にならなくなった
  • 定位感がハッキリした。
  • 音がスピーカーからではなくスピーカーの間の空間から出ている感じになった
  • 奥行きが聞こえる
 
これ箇条書きにするとなんだかアッサリに見えますが、
正直、とても感動しました。
 
 
特に共振の改善と奥行きが聞こえる感覚!
これでコンプの修行がマトモにできる!!!
ベースの音量感がちゃんと分かる!
 
 
まさかPM0.4でこんな空間表現ができるなんて。
最高。もう迷わなくて良いんだ!という気分です。
 
 
 
 
あとその他凄く助かるのが、
SystemwideによってDAW以外の出音もフラットな状態で聞ける点。
 
 
ミックスの時はもちろんですが同じ環境で他の音楽を聴く際に周波数特性が違ったりしてしまうと、
こっちではこうだからこっちではこう、それで...?
と混乱してしまいます。
 
 
普段聞いてる音が耳に与える影響はとても大きいと考えているので、
この機能はとても重要。
 
 
ちなみにDAW上でReference 3を立ち上げた際にはSystemWideは自動的にOFFになります。
これも地味に最高。
 
 
 
 
終わり
 
 
今回のレビューはこれにて終了。
 
いかがでしたでしょうか?
 
個人的には大満足。
 
これから何も気にせずにガンガンミックスをしてゆこうと思います。
 
pm0.4じゃあまりにも心もとないと思いNF-01やADAM辺りの購入を検討していたのですが、
当面はこれでいけてしまうのでは?こいう感覚になりました。
 
自宅の音環境が整っていない方はもしかしたら高いモニタースピーカーを買うよりそれなりのスピーカー+補正ソフトを買う方が経済的かつフラットな出音になるのでは?
 
とりあえず、安泰安泰。....試用期間である21日間だけは。
 
今すぐにでも買ってしまいたいですが、
 
とりあえず試用期間一杯使ってみようと思います。
 
また使用している中で気になるところが出てくればご報告しようと思います。
 
 

 

 

 

マイク+デモ版のパッケージやマイクのみの販売もあります。

マイクもこのお値段で限りなくフラットだと思いますので、

生楽器の録音にも使えるのでは。

 

 

 

 

 

音楽と在る。