いまの自分は、いままでの食べ物からできている。
ということで栄養学の先生の本を読んでみました。
今日の二冊目の収穫!知らなかったことばかり(笑)  
           
カロリーオーバーでも栄養不足になる。
カロリーと栄養は別という認識不足により
間違った食生活を送る人が多いということ。 
 
飽食の時代の栄養失調による病気の増加が懸念される。
カロリーばかりを気にして献立を作ると
充分な栄養がとれていないとのこと。 
 
次に、食物繊維摂取量の減少に(四分の一)よって、
日本の腸内環境が激変してしまった事実。
食物繊維は、腸内細菌の善玉菌のえさ、
善玉菌は、食物繊維を栄養分として増殖する。
           
長くなるのでちょっと箇条書きも少々しますね。
           
糖質の過剰摂取によるビタミンB1の欠乏。 
 
現代の日本人のタンパク摂取量が半減している。 
 
基礎代謝エネルギーの半分くらいは、
筋肉と肝臓と脳で消費されます。 
 
実は人の身体にとって
効率がいいエネルギー源は脂質です。
人間の身体は、
本来は代謝しやすい脂質をエネルギーとして使い、
非常時に糖質やタンパク質をエネルギーとして
使うというシステムになっている。
脂質とタンパク質の両方がとれるのはお肉。
内蔵脂肪の正体は、脂質ではなく、
糖質由来の余分なエネルギーです。 
 
10代、20代と30代と40代と50代~と、
それぞれの栄養学は違う。 
 
同じ文脈で語るべきではないし。
またそして、より重要なことは、
ひとり一人の栄養学も違う、
人それぞれに必要な栄養素は違うということ。
           
次に、40代から急激に老化するしくみ。
酸化こそが大敵。さびさせるおもな原因は、
ストレスやたばこ、
糖質のとりすぎ、そして薬剤摂取。 
 
ここからもとても大切です。         
栄養学の観点から、
疲労感、疲れやすい、無気力の要因は、
「低血糖タイプ」
「ビタミンB群欠乏タイプ」
「副腎疲労タイプ」
の三つであり複合要因にもなる!!! 
 
うつ病の人に共通する症状は
「どうしようもない強い疲労感」です。
そのため、
それだけでうつ病と診断されてしまうのです。 
 
こうした症状はいろいろな原因で
起こってくるのにもかかわらずにです。
かかってもいないうつ病にされ、
まるで的外れな治療になってしまいかねません。 
 
あげくに対症療法的に薬を出されて、
副作用もでたり、薬に依存しより問題が大きくなり
本物のうつ病になってしまうそうです。 
 
根本的な本来の原因であるのは、
栄養素の不足や欠乏による
「低血糖タイプ」
「ビタミンB群欠乏タイプ」
「副腎疲労タイプ」
だとしてもです。 
 
心療内科にいくまえに
この三つを精査すべきだと言えます。 
 
「低血糖タイプ」
「ビタミンB群欠乏タイプ」
「副腎疲労タイプ」
このどちらかの原因で、または複合的な要因で、
極度の疲労感を覚えているのかもしれませんから。 
 
また、不眠も栄養学的なアプローチで
かなり高い確率でよくなる。
GABAと、メラトニンの二つが夜の時間に
つくられるようになれば、
不眠はなくなるそうです。