あちこち(大熊龍王神社) | アンダーカレント ~高良俊礼のブログ

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2015年、新しい年の始まりの日



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実家で奄美の正月料理「三献(さんごん)」を頂いて、しばし寛いだ後早速「探検初め」。

今日の「あちこち」は、名瀬大熊町にある「龍王神社」です。


大熊という集落は、歴史的に重要な土地で、かつて一時的に代官所があった場所なんですね。

天然の良港でもありまして、ここは名瀬市内でも独自の漁師文化が栄えた地でもあるのです。

んで、かつての仮屋(代官所)が建っていたところにあるのが、この龍王神社だよと。

「名瀬市誌」によると、この神社は代官所と併設されていた観音寺の跡地で、御神体として観音像と弁財天像があるそうです。

そこに写真が載っておったんですが、石造りの、割と造りの良い観音像と弁財天像、それと、何かラフな造りの彩色された弁財天像の、計3体が安置されとると。


が、普段は扉が厳重に閉まっていて、中を見ることあい叶いません。

いつぞやフラッと一人で訪れた際も、戸がガッツリ閉まっておりました。

で、大熊といえば伊豆殿なので伊豆殿に

「龍王神社行ったけど閉まってたよー」

と言ったら


「あ、正月三賀日は地元の人らが祭りするんで開いてるっすよ。」

と言ってくれたので「それなら」と、私と妻と母上の3人で、今日お詣りに来たわけです。

弁財天がどのタイプでいつ頃のブツなのか、この目で見てみたら何となく掴めるかなぁ、などと思いつつ…。

で、初めて見た「開いてる社殿」!

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うん「神社」ってよりは本当に地元の集会所みたいです。

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お神輿があったり、奥の方に集落の昔の写真が貼ってあったり、何故か柱時計があったり、イイ感じ♪

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きっと地元の人達が何かする時はここでお酒とかツマミとか持ち込んで寄り合いするんでしょうね。人は居ませんでしたが、つい今しがたまで誰かいた気配がしたと同時に、活気も感じられました。

賽銭箱の横には、参拝客用に準備された沢山のお神酒入りの杯が(!)

伊豆殿は「上がって拝んでも全然いいっすよ!」と言ってましたが、ここは地元の人達に憚るのが礼儀。「大熊の人達に、僅かばかりですが…」とお賽銭を入れて手を合わせてきました。


二屋続きのこの社殿、全く仕切られていない右側が「龍王神社」です。

で、同じ屋根の下の左側はと言いますと…。


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はい観音堂!



こっちの祭壇には、いちおう線香立てが備えられてます。

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これは何ともフリーダム、いや神仏衆合の究極のクロスオーバー。。。

ま、弁財天も「仏」ですから、元々「寺」だったとこにただ「龍王神社」って名前を被せただけなんだろうなぁここは。推察するに明治の廃仏毀釈の打ち壊しを逃れるために「神社ですよ~、弁財天じゃなくてイチキシマヒメノミコトですよ~」という風に、短い期間のうちにやっちゃったんでしょうね。


にしても流石は漁師町だけあって豪快な被せ方です(^^;


「弁財天の写真はぁ~?」


いや、あのですね母上、拝殿の扉ぴったり閉まっとるでしょうが。今度「名瀬市詩」借りてくるからそれで我慢しなさいよ。

「あ、そう。それよりこの川は…」

と、神社脇を流れる川の水源ばかり気にしてていた母上と、ちゃっかりおみくじ引いて、1滴も呑めないくせに神酒舐めて「あー、私彌生(昔ながらの黒糖焼酎の銘柄ね)の方が好きかも~」と言っている我が家の「女カミサマ二人」の方がフリーダム!





皆さん今年が良い年でありますように。。。

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