昨日の続きです。
新年の誓い、自分の行なう猫ボラ活動を、
今以上、広げることはしない。
自宅近辺に住む数匹の外猫(手術済み)と、
徒歩2分で行ける小さな公園の中の猫が、
増えないように管理することだけを、
自分のボランティアの範囲とすること。
私が12年を掛けてやってきたTNR運動
(ノラ猫の避妊、去勢手術をすること)の結果、
私の自宅周辺では、仔猫を見ることはなくなった。
もう、それだけで十分。これ以上の猫ボラは自分の生活を脅かす。
その誓いを簡単に破ってくれた一通のメールとは…
「困っている人がいますが、福田さん、どうしますか?」
ある場所で、外猫に餌をあげている人がいます。
最初は3人くらいで餌やりをしていたが、
最近1人になってしまい困っています。
手伝ってくれる人を探している、ということです。
猫の数は8頭程度、すべて手術済とのこと
猫の居る場所の所有者の許可を得ている…
あの場所か~~~
はぁ~~~、あそこが私を呼んでいるのか~(/_;)/~~
その場所は、元、駐車場で、数年前に猫が30匹以上もいた場所。
毎年、仔猫が産まれていて、その前を通るたびに、
なんとかしないと、これ以上増えたら、どうしようもなくなる。
自分が捕獲をするかしないか、何度もその場所に行き、
猫をながめながら考えていた場所だった。
1人でTNRができる数ではない。誰か、仲間が必要。
「餌やりさん」に協力を求めないとできない。
誰が、餌をやっているのか調べるために、
「餌ヤリさん」を、待ち伏せすることもやってみた。
でも、なかなか会うことができなかった。
同時期、このすぐ近くのアパートでも、大量の猫が発生していて、
そこと、ここを見る度に溜息がでてしまい、
「お金も時間も協力者もいない、私にはできない」
そう結論を出してしまった場所なのです。
猫が増えた場所は汚いです。
多くの猫の中には、怪我した子、病気の子もいる。
自分の運命を知らず、無邪気に遊ぶ、
仔猫達を見るのが辛かった。
私は何時しか、この前を歩くことを避けてしまった。
私の気持ち。
「あの場所でしたら、この福田、喜んでお手伝いします。
あそこの猫を全部、手術をした人に会いたい。
30匹以上を、8匹にした人は偉い!どんな人だろうか。
私は何もできなかった。とにかく会って、お礼を言いたい。」
そう思い、すぐに行動を起こしました。
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私は猫も好きですが、「餌やりさん」が好きです。
雨や雪が降っても、餌やるな!と怒鳴られても、
猫のためにご飯を運ぶ。その根性が好きです。
地域猫活動を社会に浸透させる方法を、何時も考えています。
その中の一つ、「餌やり猫おばさん」のことをアピールしたい。
本を作りたい。(仮タイトル/猫おばさん物語)
そのモデルとなる、経験豊富な猫おばさんを探していました。
やっと見つかったのです。猫歴30年。
とても純粋な猫おばさんの取材を開始!