〇大坂なおみ選8枚目のマスクにエミット・ティルさんの名前 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002

〇大坂なおみ選8枚目のマスクにエミット・ティルさんの名前

 

本記事はnoteでも読めます

Noteトップ

https://note.com/ebs

 

 

(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

~~~~~

 

〇大坂なおみ選8枚目のマスクにエミット・ティルさんの名前

 

【Emmett Till’s Name On Naomi Osaka’s 8th Mask】

 

マスク。

 

大坂なおみ選手がしばらく前の全米オープン・テニスで7枚のマスクを毎日変え、そこにブラック・ライヴズ・マター関連で非業の死を遂げた無名の人たちの名前を書き、人種差別問題をアピールしたが、先日、エミット・ティルさんの名前を冠した8枚目のマスクを公開した。 

 

 

このエミット・ティルは、1955年8月28日、そのしばらく前に白人女性に口笛を吹いたとされることが原因でリンチを受け、殺された14歳の少年のこと。その残虐性から当時も、大きな話題になり、ローザ・パークス、マーティン・ルーサー・キングらにも影響を与え、公民権運動でも大きなターニング・ポイントのひとつとなった事件。しかもそれから60年以上経った最近、その口笛を吹かれたという白人女性が「あれは嘘だった」と告白したことから、再度この事件への脚光が集まった。

 

すでに、これまでにも、多くのアーティストなどがこの事件に対して発言をしたり、曲をだしたり、またいくつかの書籍、ドキュメンタリー映画なども制作されている。

 

ボブ・ディランは早い段階でこのことを歌っている。

 

ボブ・ディランが「エミット・ティルの死」(The Death of Emmett Till)を発表。

英語詞付きの動画→

https://bit.ly/2W6WRBQ

 

シンガー/ソングライターのエミル―・ハリス、さらに、最近ではジャネール・モネイが多くのブラック・ライヴズ・マター関連の死者の名前を連呼する中でエミット・ティルの名前もいれている。

 

Emmylou Harris- My Name Is Emmett Till

https://bit.ly/2KnCP3n 

 

Janelle Monae f. Wondaland - HELL YOU TALMBOUT

https://bit.ly/2IIzlYU 

 

エリック・ガーナーをはじめ多くの犠牲者の中にエミット・ティルの名も。ティル→ローザ→キング牧師の流れ、なるほどの時系列。

 

ドキュメンタリー (約68分)(2005年制作)

The Untold Story of EMMETT LUIS TILL (Documentary 2005) by Keith Beauchamp

https://www.youtube.com/watch?v=bvijYSJtkQk&has_verified=1

 

そして、ティルの命日8月28日は奇しくもその8年後1963年、ワシントン大行進でキング牧師が「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」の演説をする日でもある。

 

また、大坂なおみ選手は、全米オープンが終わったあとも、こうしてブラック・ライヴズ・マターに言及しているところをみると、今後も9枚目、10枚目のマスクが登場してくる可能性が高い。

 

#blacklivesmatter

 

 

~~~~~

 

■サポートのお願い

 

ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。

 

これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。

 

ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。また、ブログより長文のものをnoteに掲載しています。

 

オリジナルはソウル・サーチン・ブログ

ソウル・サーチン・ブログ・トップ

https://ameblo.jp/soulsearchin/

 

noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。

 

方法はふたつあります。送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。

 

1) ペイパル (Paypal) 使用の方法

 

ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。

 

2) ペイペイ(PayPay) 使用の方法

 

ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。

 

3) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)

 

コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。

 

ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴

 

本記事はnoteでも読めます

Noteトップ

https://note.com/ebs

 

ANNOUNCEMENT>Support