◎ジェームス・ブラウン・トリビュート・ライヴ盛大に行われる～映画公開への前哨戦

◎ジェームス・ブラウン・トリビュート・ライヴ盛大に行われる～映画公開への前哨戦

【James Brown Tribute Live】

盛大。

2015年5月30日（土）の日本公開を控えたジェームス・ブラウンの伝記映画『ジェームス・ブラウン～最高の魂（ソウル）を持つ男(原題Get On Up)』の関連イヴェント、ジェームス・ブラウン・トリビュート・ライヴが、4月27日（月）渋谷のライヴ・ハウス、クラブ・クアトロで行われた。

ファンクのトークボックス、ウッディー・ファンク、ファンク・ジャズのソイル＆ピンプ・セッションズ、ファンク・バンドの在日ファンクがライヴを繰り広げた。ライヴ間はセルジオ・ムトウがジェームス・ブラウン作品をDJとしてかけて会場を盛り上げた。会場は超満員で立錐の余地なし。ライヴ中は熱く盛り上がり、酸欠になるような感じだった。

ウッディーは毎度おなじみトークボックスでオリジナル曲に既存のファンク曲などをからめ演奏。

ソイルたちは独特のグルーヴ感あふれるジャズ・ファンクで熱いステージを繰り広げた。

また在日ファンクは、ジェームス・ブラウン・ファンクを土台に、そこに日本語を乗せた独自のファンクを披露した。

なによりもジェームス・ブラウンのDNAを受け継いだ若手バンドがブラウン的なサウンドを繰り広げ、新しいファンにジェームス・ブラウンを紹介し、次世代にバトンを渡していくというこのイヴェントの趣旨がよく出ていたと思う。

各出演者も映画を見ており、その感想などをステージ上で語り、観客に映画への興味を持たせた。最後は両者がジョイントして「スーパーバッド」を披露した。

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ソイルのライヴをフルで見るのはかなり久しぶり。爆音ジャズの名にふさわしい熱気とグルーヴだった。圧倒的な速弾き、超高速の展開と大音量で観客を圧倒。さすがにロックフェスなどで多いな人気を獲得するだけのことはある。

一方、在日ファンクは一度オーサカ・モノレールとの対バンで見たことがあるかもしれないが、じっくり見るのは初めて。リード・ヴォーカルの浜野さんはそれほど背が高くなく、チャドウィック・ボーズマンよりジェームス・ブラウンのシルエットに近いかもしれない。横に動くサイドステップや、マイクスタンドを蹴るパフォーマンス、回転などもけっこう研究していてやってくれた。

何より驚いたのがこのバンド、ミスター・ブラウン死後（2006年12月）に作ったということ。ファンクと日本語の融合にチャレンジしているようだ。

ソイルにせよ、在日ファンクにせよ、どちらもジェームス・ブラウンのDNAを受け継いでいることが火を見るより明らかで、ミスター・ブラウン死後9年経っているが、そのDNAは着々と次の世代にコネクトしていると感じた。まさにソウルの過去・現在・未来だ。

■ウッディーファンクの同ライヴについてのブログ
http://ameblo.jp/woddyfunk/entry-12019990651.html

■セットリスト
Setlist : April 27, 2015 @ Shibuya Quatro

Woddy Funk

Show started 18:45
01. Nasty Music (including Soul Power – James Brown)
02. Ya-Sa-Shi-Ku (including Midnite Sun – Gospellers)
03. Let The Music Play, Mr. DJ (Part 2) (including Flash Light – Parliament)
Show ended 19:00

Show stated 19:03
Soil & “Pimp” Sessions
01. Apple Gravitate Toward Core Of Star – Hot Pants Road - Apple Gravitate Toward Core Of Star
02. Sabotage
03. 閃く刀
04. 表nothin’ 裏girl
05. Blackwidow Blues
06. Sahara
07. Fantastic Planet
08. Summer Goddess
09. Spartacus Love Theme
Show ended 20:03

DJ Time by Sergio Muto

Zainichi Funk
Show started 20:36
01. 大イントロ
02. 　Superbad
03. 爆弾こわい
04. 　ぜいたく（新曲）
05. 　むくみ（アフロ・ヴァージョン）
06. 　城
07. 　わからん　（新曲）
08. 　こまくやぶれる
09. 　断固すいません

Zainichi Funk & Soil & “Pimp” Sessions
01. Super Bad
Show ended 21:33

■出演者

DJ Sergio Muto

ウッディー・ファンク Woddy Funk

Soil & “Pimp” Sessions＝

社長（アジテーター）タブゾンビ　（トランペット）
元晴（サックス）
丈青（ピアノ）
秋田ゴールドマン（ベース）
みどりん（ドラムス）

在日ファンク＝

浜野謙太　（ヴォーカル）
村上啓太　（ベース）
仰木亮彦　（ギター）
永田真毅　（ドラムス）
後関好宏　（サックス）
久保田森　（トロンボーン）
村上基　（トランペット）

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ジェームス・ブラウン伝記映画『ジェームス・ブラウン　～最高の魂（ソウル）を持つ男～』公開記念イヴェント第二弾、5月27日（水）代官山蔦谷で

○5月27日（水）代官山蔦谷でピーター・バラカンｘ吉岡正晴・トーク・イヴェント

【Talk Event Will Be At Daikanyama Tsutaya May 27】

また公開直前の5月27日（水）、代官山蔦谷（だいかんやま・つたや）でピーター・バラカンさん、吉岡正晴のトーク・ショーが行われる。

詳細
http://tsite.jp/daikanyama/event/004800.html

タイトル　映画『ジェームス・ブラウン　～最高の魂（ソウル）を持つ男～』公開記念　ピーター・バラカン×吉岡正晴　トーク・イヴェント
日時　2015年5月27日(水) 19時30分～20時30分
場所蔦屋書店1号館 2階イヴェントスペース　〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町17-5
（東急東横線代官山駅より徒歩5分）
http://tsite.jp/daikanyama/access/
入場無料
問い合わせ　03-3770-2525
定員　50名
【参加方法】
店頭（1号館2階レジ）にて、映画『ジェームス・ブラウン　～最高の魂（ソウル）を持つ男～』の前売り券（1,400円／税込み）をご購入のお客様に、整理券を配布いたします。

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映画のサウンドトラック　ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~オリジナル・サウンドトラック:the best of JB　（2015年5月13日発売）解説・吉岡正晴

http://goo.gl/htXnEy

ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~オリジナル・サウンドトラック:the best of JB

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