友達が活躍している姿に、
心がざわざわしたことはありますか?
何も予定の無い空白の時間があると
罪悪感を感じたことは?
そもそも仕事以外に、
自分が何をしたらいいのがわからない・・
なんとなくPCやスマホを眺めているうちに、
貴重な休日が終わってしまう。
そして、そんな自分を責めたくなる・・・。
そんな頑張り過ぎのあなたへの処方箋をお届けします。

自分の神話塾を受講中のIT企業にお勤めのAさんが、
コミュニティでシェアして下さった想い、
許可をいただいて掲載します。
・・・・・・・
昔からずっと忙しく生きてきた理由は、
「何もしないことへの恐怖」が
あったからだと気がつきました。
「何かしていなければならない」、
「役に立っていなければならない」、
という呪縛が強く、
何事にも必要以上に頑張りすぎる癖がついて暴走してきましたが、
このタイミングでようやく、
何もしない自分を、
少しずつ受け入れられるようになってきた気がします。
今までずっと、好きなことや夢中になれることを
たくさんやってきたはずなのに、
意外と、何もしたいことがないという自分に出会ってしまい、
驚いています
なにごともほどほどに楽しむことはできます。
でも、今あるどんなことも、
命がけでしたいか?と言われると
そんな感じがしないのです。
何もしたいことがないって
とてもさみしいです。
・・・・・
「何もしないことへの恐怖」
あなたも思い当たりませんか?
この、「何もしないことへの恐怖」は、
あるがまま、
裸でむき出しの自分を信頼できていないことの投影。
スケジュールが
先々までいっぱいの自分じゃないと
社会に役に立っている自分じゃないと!
第一線で活躍している自分じゃないと!
人に必要とされる自分じゃないと・・・
ダメ!
どこかでそう感じている方の多くは、
自分にも他人にも、無意識に
人の価値に条件を設定しながら生きてきた方。
小さい頃から優等生だったり、
負けず嫌いのがんばり屋さんで、
周囲から、すごいねって言われることに、慣れてきた人。
すごいねと言われることが当たり前になると、
その反対の状況に陥りそうな時、
猛烈な無価値観を感じるんですね。
何もしない自分や、
何もできない自分は許されないわけで、
自分に鞭打ちながら、頑張ってしまう。
やりたい、とか、好き、
よりも、認めてもらうことが優先。
子供の頃の純粋な頑張りとは違って、
そこにはマイナスの
エネルギーがうずまいています。
もっと私を見て!
もっと認めて!
だから頑張っても頑張っても、
満たされないし、
頑張れば頑張るほど、
空回りしてうまくいかなくなる。
他人がうらやましくなって、
じたばたと何かせずにはいられなくなるのです。
そこには、トラウマだのブロックだのなんてないの。
あるのは、実は、
「甘え」
・・・なんですね。
本来、全ての命には価値がある。
天から許されてこの地上にいる。
本当は特別な存在にならずとも、
大活躍なんてしなくても、
人は生きているだけで価値がある。
世界は美しく価値があり、
その世界の一員である自分も同じように美しく価値がある。

なのに、
その自分を自分が認められないから、
自分の代わりに、
人にそれをやってもらおうとしているのね。
無意識に。
「甘え」なんて言葉から最も遠くにいるような
がんばり屋で、人に甘えることができない人が、
無意識の世界では
実は一番人に甘えているという事実・・。
複雑ですね。
これ、私がまさにそうだったからなのですが、
大きな組織の中で守られて
バリバリやってきた人が、
いざ自分でビジネスをしようとする時に、
そんな自分に出会ったりすると大変です。
これまでに自分自身ではなく
他人に自分を評価させることに
慣れきっているために、
いつまでもそこに甘えて、ずぶずぶと、
他人の神話の中で溺れかけてしまう・・。
自立していると思っていたのに、
ちっとも一人で立てていない自分を認められない。
あっぷあっぷしながらも、
ばたばたと何かをせずにはいられない。。。
そんな甘えた自分、溺れた自分を救出できるのは
他の誰でもない、自分だけなのです。
自らが周囲に褒めてもらおうという甘えを断ち切って、
自らが自分を認めてあげるしかないのです。
苦しいと感じますか?
さみしいと感じますか?
でもね、その感情に気づいたならば、
そのあなたはあなたを救えるはずなのです。
実は冒頭のAさんの、
「何もしたいことがないってとてもさみしいです」
の後には続きがあります。
・・・・・
何もしたいことがないってとてもさみしいです
でも、いまのわたしにたぶん必要な感情なのかもしれません。
いまのわたしにできることをやっていれば
その感情の意味にやがて気づけると信じて、
朝ごはんを感謝の気持ちでいただきました。
理由はないけれど、
静かな、幸せな気持ちが湧いてきます。
・・・・・・
素敵ですよね。
Aさんのように、
自分の感情を評価判断せずにまるまる受け止める覚悟ができると、
あるがままの自分を認められるようになってくる。
全ての感情は自分にとって
必要なものなんだとわかる。
そうやって日々をすごすと・・・、
理由や条件などなくても、幸せを感じる自分がいることに、
深いところで気づくのです。
自分という存在は、
何もしなくとも「ただ在る」だけで幸せなのだ。
そこが原点。
そこにたどり着き、肩の力が抜けた時、
生まれ持った人生の目的を生きる
本来の自分が目覚め、
必死に何かしようと、自分に鞭を打たなくっても、
自分らしく自然に道が開けていくのです。

人生って本当に「思い通り」には行かない。
けれど、それも含めてすべてが
「本当の想いの通り」になるのですよね。
・・・・
甘えを断ち切って、
本当の自分を生きたいと願う方。
Aさんのように深い部分に幸せな気づきが湧き上がる自分を取り戻したい方、
人と比べるのではなく自分はこれでいいんだ、と
突きぬけた気持ちで使命をまっとうしたい方。
そのお手伝いをさせていただくのが自分の神話塾です。
生まれ持った人生の計画を言語化し
本来の在り方を取り戻す、
自分と寄り添える講座。
起業したものの、
甘えのあまり
あっちこっちふらふらし過ぎて、
事業が立ち上がらないという方は、
こちらをぜひどうぞ
人生は短い、ふらふらしている時間が
ほんともったいないですから!

2014年の過去記事リライトしてお届けしました。
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