美しい黄昏時を堪能していたら
台風が近づく高波と戯れるサーファーの群れの中で、
明らかに波の乗り方が違う姿が目に留まった。
描く軌跡が明らかに違う。
波を切り裂くような、
猛スピードで浜辺まで一直線。
よくよく見ると女性で、
彼女が操っていたのはボディボード。
サーファーの群れの中でたった一人だけ
ボディボー。
彼女のまわりだけ
明らかに違う躍動感。
浜辺から沖へとパドルを漕ぐ勇敢な姿に
目が釘付けになった。
沖へ沖へ、どこまで行くんだろう。
いったいどこまで行くの?
もはや波が立たないくらい沖の彼方へ・・・
遭難しちゃうんじゃないかとすら思う。
夕暮れ時の薄暗くなりかける中、
もはや点になってしまったかと
と思ったら・・・、
ふたたび猛烈なスピードで一直線に浜辺へ。
サーファーの間を縫うように進むボディボーダー。
周囲と違うことに抵抗はないの?
海辺ではサーフィンより
誰もが気軽にできるため、
ボディボードは格下に見られがち。
気後れはないの?
抵抗も気後れも、
あるかもしれないし、
ないかもしれないし、
そんなことは
なんにもわからないけれど、
きっと彼女は、
そういうことよりも、
自分の楽しさを選べる人なんだろうな。
高みの見物をしている赤の他人の私にすら
その楽しくて軽快なエネルギーが、
伝わってくる。
ハートにまっすぐ届く。
ひたすら、かっこいい。
息をすることを忘れるくらい
目を離すことができなかった。
人と違うことを恐れないその姿。
自分を思いきり楽しむそのエネルギーに
揺さぶられた。
こんなふうに感動している
ギャラリーがいることを、
本人は全く知らない。
そんなことはどうでもいいんだろうな。
それも、なんだかいいな。
もしかしたら、
私たちは誰もが、
この彼女のように、
自分が心から楽しんでいる姿に、
お互いがお互いの預かり知らないところで、
勇気とか元気とか、
そういうものを交換しあっているのかもしれない。
孤高と言われる偉大なアーティストが、
一人じゃないように・・・。
ありがとうとか、感動しましたとか、
そういう言葉のためにではなく
自分が本当にやりたいことを、
ただただ思いきり楽しむことこそが、
最も大きく
人の魂をゆり動かすのかもしれないな。
どう見られようとか、
何を伝えようとか、
そういうことも超えたところで、
自分のために生きることが、
知らないうちに
必ず誰かのためにもなっている。
自分を生きれば生きるほど、
天に生かされる。
自分であればあるほど、
誰かの何かの役にたつ。
自分とつながれば、世界とつながっていく。
・・・・・・・・・・
黄昏時のボディボーダーに房ぶられて、
ふと湧いてきたこと。
心、身体、家族、そして良心・・
大切なことを何ひとつ犠牲にすることなく、
本当にやりたいことをして生きる。
それが天に使ってもらう「自分の神話」です。
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