長男の高校入試二日目は面接。
練習したい、というので
夫も私もたまーにつきあってきた。
口下手で緊張しいの長男。
中学生男子なんてこんなもんと思いつつも、
普段から言ってることがさっぱりわからない(笑)
その上、面接モードになると、
型にはまり、つまらないわ、意味不明だわで、
本当に救いようがない感じでした(笑)。
・・・でも、
言いたいことが伝わらないからといって、
彼の中に言いたいことが無いわけじゃない。
夫がある日、面接の練習につきあいつつ、
ゆっくり話をしたら、
彼の中にあるものがいっぱい見えてきたそうで、
あなたもじっくりやってあげたらといいよと。
なので私も、
意味不明な言葉にいちいちイラつく気持ちを抑えつつ、
「それってどういうこと?」っと問いかけていく・・・。
すると胸の内が少しずつ少しずつ見えて来る。
ふうむ、そういうこと考えてたんだね。
そういう気持ちなんだね。
だから、ああいう行動に出るのか、
こういう選択になるのか、なるほどね・・・って。
さらにその話題が食事中に持ち込まれたりすると、
「そういうことを言えばいいんだよ!!」みたいなものが出て来る。
とってつけたようなセリフをはがし
リラックスした状態で出て来る言葉を
一緒につむいでいくと、
時々、「あら、なかなか素敵じゃない!」
って感じる思いみたいなものも見えて来る。
表面に現れていないからって、
存在しないわけじゃない。
ただただ、伝わる言葉を持っていないだけ。
伝える方法を知らないだけなのだ。
でも、その一方で、
言葉にできなければ、なかったことになってしまう。
のも現実・・・
これ、中学生男子の面接に限った話でもない。
言葉にできないという理由だけで、
なかったことになってしまうことが
世の中にはとても多い気がする。
あなたが大切だ とか、
ごめんね、や ありがとう
という意識に浮上している想いすらそうだもの。
もっと複雑な概念や感覚、
意識下に眠る表現したいもの、
伝えたいものの殆どはなかったことになっている。
そしてそれは言葉に限った話じゃないね。
絵画でも、音楽でも肉体表現でも、
そしてビジネスアイデアみたいなものも。
意識の深い深い井戸の底から、
意志をもってひっぱりあげ形にしない限りは、
けして光を浴びることがない。
・・・・
・・面接のこと書いているつもりが、
なんだか今日は色々湧いてきました。
ひとりひとりの意識の沼に眠っている、
その人にしか果たせない表現したいもの。
天がその人に託したミッション。
それを表面に浮上させて具現化するサポートが私のお役目。
どんな方のミッションも
表に見えていないからって無いわけじゃない。
ということを、息子とのやりとりを通して
あらためて確信させてもらいました。
息子よありがとう!
これをお読みになっていて、
想いやアイデアを表現できずに
もんもんとしているあなた。
つたなくても、出そうとすることが最初の一歩なんじゃないかな。
息子のへたくそなスピーチも何度も何度もやるうちに、
少しずつこなれていったからさ。
大事なのは諦めずにやり続けることかな。
光に向かってね!
というわけで。また。
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