冨永のむ子です。

実は今日で43歳になりました~。


おめでとうを要求したいわけじゃなく(笑)、  
いつもこの時に、 思い出す言葉があるのでシェアさせてください。
 

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目をさまし、

まだカーテンをひかず、
薄暗い部屋で


今日が私の誕生日なのを思う。 


もう一度、目を閉じると 

こんどは夢でなく 
本当にあった さまざまなことの間を 
心が旅していく。


ある時は何かをさけて 

ある時は何かにぶつかって 

はね返りながらも、 


結局、今日にむかって進んでいた。 

そのジグザグなはずの道が 
ふりむいてみると 
まっすぐなものになっているのは  なぜだろう? 


もし わたしに 過去にもどることが許されても 
わたしはきっと同じことをするだろう。 

今になって後悔されることを
すべて帳消しにしてしまうには 

わたしが生まれるよりも 
もっともっと昔にさかのぼって 
それを始めなければならないし、 


よく考えると そうまでも 
くやむことはないような気がするから・・・・・・。


これまで、そしてこれからも 

わたしのじゃまをし、あるいは輝き 
喜ばせたり悲しませたりする”何か”とは 


自分自身だということがわかった今、 


過ぎていったことがみんな 
わたしの中で楽しい思い出になっているのを、 

ただ感謝したい。 

大人へのドアがもう開いてしまったけれど
これでいいのだと思う。 


今日のわたしは、 
今日のわたしがいちばん好き 


明日のわたしは、
明日のわたしが

きっといちばんすきになるだろう。

≪誕生日   荒井由実  1973年 ≫ 




子供のころ、思い浮かんだことや心に響く言葉を
いつもノートに書いていました。 


ユーミンのこの詩は、 私の知る限りでは曲はついてなくて 
おそらくユーミンがご自分のお誕生日に記されたのかと。


私が最初に出会ってノートに書いたのが、
中学二年生の時ですが、



最近は、毎年読み返すようにしていて、そのたびに、
新しい気づきをもらっています。

感謝です。



自分自身のじゃまをし、

あるいは輝き   喜ばせたり悲しませたりする   ”何か”が

自分自身だとわかった、その瞬間に、  


過去は全て大切な宝物に変わり、   
未来への道もまっすぐに輝きはじめます。  




それはまさに、世界でたった一人の自分が、 最も存在価値を発揮しながら、  
自分にしかできないことを実現していく、   自分の神話の道。    


幸せに生きていくために
自分のためだけに用意された道なんですよね。