7月1日、新月の日にお渡しした物語の持ち主は、

子育てを楽しみながら、人が目覚めるためのお手伝いをしている女性です。

$自分ができること・自分だからできること・自分にしかできないこと★クレド作家冨永のむ子@江の島


毎日が生まれたて!宇宙船長

「どこにもない、どこにでもある」
そんな名前の宇宙船の話をご存じですか?

その宇宙船は、草花のエネルギーを燃料に、
好奇心という名の羅針盤を携えて、
果てしない宇宙を旅しています。

宇宙船の中には、「時間」というものがありません、
過去も未来もすべて、いまという至福の時間につながり、
見るもの聞くもの触れるものすべて、
いつでも「初めまして」なのです。

宇宙船の船長の仕事は・・・
幸せでいることとでも言いましょうか。
お母さんでありながら、生まれたての赤ちゃんのように、
好奇心にかられるままに、見たいものを見て、行きたいところに行き、
稲穂とたわむれたり、居眠りしたり、プールで泳いだりしながら、
家族と共に愛にあふれて暮らしています。

そんな船長の姿を見て、
私も宇宙船に乗せて、というお母さんたちがいます。

本当は、「どこにもない、どこにでもある号」に乗せていいのは
自分と家族だけなのですが・・(笑)
船長は、おいでおいでと宇宙船の中にいれます。

平凡な毎日に退屈していたお母さんたちは、
どんな冒険が始まるだろうかと、
乗った人はみな、ドキドキしています。

船長がにっこり微笑んで燃料タンクに花のエネルギーを注ぎ・・、

さあ、出発・・・

と思いきや、宇宙船は、
いつまでたっても動こうとする気配がありません。

$自分ができること・自分だからできること・自分にしかできないこと★クレド作家冨永のむ子@江の島

おかしいな・・と船長を見ると、
居眠りしながら、笑っているではありませんか。

そんな船長を前に、
怒って出て行ってしまうお母さんもいますが、

そこに何かがあるのではと、
じいっと心に意識を向けると

花のつぼみが開く音くらいに、
小さな小さな声が聞こえてきます。

・・・・

他人の運転する宇宙船に乗っても、
目の前に宇宙は広がらない。

動くのは自分、宇宙はいつでも、
あなたの心の中に広がっている。

・・・
その声を聞いて、はっと顔をあげたお母さんの心に、
船長がひゅいっと矢を放ちます。

すると、お母さんたちはみな
偽りの人生から解放され、

気づくと、宇宙船、「自分号」の運転免許を手にしているのでした。

宇宙船「自分号」の免許には、こんなことが書いてあります。

自分で宇宙の果てまで行ける運転手になるための心得。
心の根っこを広げて宇宙のつながりを信じていればいいんだよ。

・自分以外のものになろうとするべからず。
・いつでも生まれたてのような気持ちで、はじめましての心でいるべし。
・自分をとりまくすべてに意味がある、感謝していまを生きるべし。

・・・・
船長から免許を受け取って、
愛そのものの自分を取り戻すお母さんたちは、

やがて家族を乗せた自分の宇宙を冒険するようになるのです。

$自分ができること・自分だからできること・自分にしかできないこと★クレド作家冨永のむ子@江の島

目覚めたお母さんたちの冒険話はどこ吹く風で、
船長はいまごろ、燃料のお花のにおいにうっとりして、
居眠りしているところかもしれませんけどね。

毎日が生まれたて!宇宙船長
勝然貴美江さん、それがあなたです。

2011年7月1日 
一人ひとりの、大いなる宇宙のつながりに感謝して  冨永のむ子

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こちらの物語は、

5月に開催した「自分が物語れる塾」のモニタリングで、

ご自身が、他のメンバーのみなさんと一緒に作りあげたキャッチフレーズをもとに、

物語をお作りさせていただいたものです。

こちらがきみーさんこと、勝然貴美江さん、

なんと写真に虹が!

ありがとうございました。

$自分ができること・自分だからできること・自分にしかできないこと★クレド作家冨永のむ子@江の島

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