
本日の言葉は、アフリカの大地が育んだ「カンガの教え」
ケニア好きな私が長年連れ添っている本です。
カンガとは東アフリカ(タンザニア・ケニア)の女性の民族衣装。
大きな長方形の一枚の布ですが、体に巻きつけるだけでなく、
赤ちゃんを背負ったり、ゆりかごにしたり、思い思いに使っています。
このカンガには、カンガセイング(カンガの教え)といわれている、
スワヒリ語のことわざや愛のメッセージが添えられています。
この本は、そのカンガセイングにファオーカスしたイラスト集

それぞれのカンガのメッセージがとても面白いのです。
例えば・・・

この世の幸せは愛し合うこと。
(Reha ya dunia ni kupendana.)
とか

苦あれば楽あり。
(Avumiliaye shida na faha hakosi.)
とか

我が身をつねって人の痛さを知れ。
(Mtenda aktendwa hujihisi kaonewa.)
といった、
しみじみしたメッセージはもちろん、

自分のこともできないのに、人の面倒をみようとはおこがましい。
(Ya kawako yamekushinda ya jirani utayawaza.)
なんていう、
ごもっと!でぎゃふんとしか言えないものもあり、
とっても楽しく学びある本なのです。
・・・・個人的に座布団を差し出したいのは、こちら!

男は妻(め)から。
(Heshima ya mke ni sifa ya mume.)
お~っほっほっほ。カンガの教え万歳!ケニア万歳!
ケニアと言えば、既にご紹介したこちら、ぜひぜひどうぞ!
涙が出ます。ケニアの子供たちの歌声
