叱った時こそ自分に優しく☆ | アフロな毎日☆

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赤裸々に、微笑ましい日々。 …だったらいいなぁ。 アフロヘアーではないけれど、アフリカンな心持でいたい、トーン・コミュニケーター「あき」の野生なアレコレ☆ ジャンベ+ヒプノセラピー+仮面心理学。東京・浅草の心理サロンSOULKNOCKより発信中。




まだ2歳4ヶ月。
だけどやっぱり大切なことは
きちんと伝えたい、ということで
このところしつこく叱る日々。

毎日繰り返されること。
それでも根気強く伝える。
食べ物は大事にしようね。
物…特に硬いものを落とすと
壊れたりケガすることがあって
危ないからやめようね。

それでも支援センターなどで
お友達とおもちゃの
取り合いになると、
AOは強いので、強引に奪って
大概相手を泣かせてしまう。

貸してって言って、
いいよって言われてからだよ。

言える時もある。
うまく貸し借りできるときもある。
でも、衝動が勝つことが多い。


今日は先に使っていた子が
他のおもちゃを掴んだ隙に
狙っていたおもちゃを
さっと掴んで遊びだした。

今は遊んでいなかったから
悪くはないと思っている様子。
相手は近い月齢だし、
私は危険がない程度なら
喧嘩するのも良いと思っている。

案の定、気付いた友達が
AOから奪い返すと、
腹を立てたAOさんは
目の前にあった電車のおもちゃを
テーブルから投げ落とした。

カクカクしていて
当たったらケガをする
投げてはいけないおもちゃ。

すぐに彼女を私の方に向かせて
両手を握って語りかける。


おもちゃ取られて嫌だったね。
それは、分かる。
使ってない時だったもんね。
待ってたもんね。
えらかったよ。
だからお友達に取られて
怒るのはいいよ。怒っていいよ。

だけど、
たとえAOが悪くなくても、
腹が立ったからといって、
おもちゃを投げちゃいけない。
わざと落としてはいけない。
危ないからいけません。

ガチャン!て
大きな音がしたでしょう?
もし誰かに当たっていたら
ケガをしてしまうよ。
お友達もビックリして泣いてる。
おもちゃを投げ落としたことは
ちゃんとごめんなさいしよう。

腹が立った時は
まず言葉で伝えようよ。
今使ってなかったから
AOちゃんの番だよって。

でも、おもちゃを
投げ落としたことは
ごめんなさいしよう。


自分は悪くない
という気持ちが強い時、
AOさんは絶対謝らない。

先に友達の方があやまってきた。
今は使ってなかったでしょう?
とお母さんが促して、
謝りに来てくれたのだ。

でもAOさんは、
理不尽だとでも言いたそうな顔で
謝る友達をにらみつける。
先に謝られると混乱するのね。

こうなると彼女は
自分で終わりをつけられないので
強制退去した。


本当に自分は悪くないと
思っている時は、
帰ろうとすると
ものすごく抵抗するけど、

今日はほとんど抵抗しない。
怒った顔してるけど素直に帰る。

それはつまり、心の中できっと
ちょっとホッとしているんだ。
母の言ったことは理解していて
少し悪かったとも思っていて
でも謝れなくて困っていたから。 


家に帰ってからも、
少し面倒くさい状態だったけど
いけないことはいけないと言い
しばらく放置していたら
ふてくされたまま寝てしまった。

寝ている間に、
AOさんも私も大好きな
ピタゴラスイッチのビー助風に
ボールを転がせる装置を作る。

2時間強どっぷり寝て、
起きて装置を見て大喜びで
「ビー玉、ビー助♪」と
歌いながら遊んでいた。




可愛くて可愛くてたまらない娘。
怒るのも叱るのもしんどいけど
人や物や食べ物を大切にする
ということを分かって欲しい。

最近毎日叱っていて、
だんだん苦しくなってくる。

だから私は意識的に
AOに大好きだよを伝える作業を
一人の時間にしている。

明日の朝ごはんに乗せる
海苔のクマさんを切ったり、
ボタンの取れたカーディガンに
お花のボタンを縫い付けたり。

それは私のため。
大好きだよという想いにだけ
どっぷり浸かる時間は
私を癒してくれる。


叱らなければならないことは
これからも増えるだろうし
それは親の大切な役割だから
きちんと叱ろうと考えている。

でも、
あんまり叱ることが続くと
脳が勘違いしちゃうのよね。
子どものことが憎い、とか
愛せないとか…

それは、違う。

愛しているということや
大好きだという気持ちと、
子どもに対して真剣に
怒ったり叱ることは
別のことだもの。

愛しているから
大好きだから
真剣になるのだもの。

だから、特に沢山叱った後は
子どもを愛している感覚に
どっぷりと浸ることを
自分に許してあげる時間が
私にはとっても大事なのです。

出どころは愛なのだと
忘れないように。



今朝、朝ごはんのお魚を
口に入れてくちゃくちゃした後で
ベーっと胸元に吐き出した時、
食べ物を落とす行為を叱ったの。

それはやってはいけない、
と伝えると、最近のAOさんは
すぐに口先だけで笑いながら謝る。

少し前までは、
ごめんなさいを言えただけで
えらいと褒めていたけれど、
最近の私はそれで終われない。

「おかーちゃん、
なんで怒ったか分かるかな?」

「あおちゃんが食べないから」

「それは違うんだよ。
お口に入れて、どうしても嫌で
出したくなるのは仕方がない。
でもお口からこぼすのは
食べ物に対して失礼だし
作ったおかーちゃんも悲しいの。
どうしても飲み込めない時は
飲み込めないって教えて。
そしたらおかーちゃんが、
ちゃんと受け止めてあげるから」

そしたら、お昼ご飯でも
夜ご飯でも、どうしても
飲み込めないものがあったとき
「これ嫌だ」「飲み込めない」
と教えてくれました。

吐き出さないで教えてくれて
ありがとう、と伝えると
嬉しそうに「どーしまして」
(どういたしましてのつもり)と
ニコニコしていたの。


うん。大丈夫。

ちゃあんと伝わっているね。





【SOULKNOCK あき】
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トーン・コミュニケーター

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