過去の自分。

過去の親。

過去の自分に嫌なことをした人たち。

 

 

過去の嫌な出来事や嫌な人を許さずに、

その怒りを抱えたままでいると、

たとえ普段は蓋をしていても、

何かの拍子に、あふれだしてきます。

 

 

そうなると、怒りが爆発して、

自分を見失うこともあります。

 

 

そうならないためには、

昔の怒りを抱え続けないで、

許して手放したい。



とは言え、

今まで手放さずにいたくらいなので、

簡単には許せないですよね。



怒りを抱えたままだと、

許すことはできません。



だから、怒りのエネルギーを浄化したいのです。



どうやって浄化するかと言うと、

「許します」と言ってみる。



そうすると、

「許せない!」

「絶対に許さない!」

「あんな奴は許したくない!」

と怒りが溢れてきます。



溢れ出した怒りが、

そのまま体から天まで抜けていく

イメージをしてみましょう。



怒りが空高く天まで流れていくのを

眺めている感じです。



「辛かったね。愛してるよ」

「頭にきたよね。光にかえろうね」

「嫌だったね。嫌な思いをさせて、ごめんなさい」

と声をかけて、怒りが抜けていく手伝いをします。



怒りの勢いが減ってきたら、

もう一度、「許します」と言ってみます。



そこで怒りが爆発したら、

まだ怒りがたくさん残ってるんだと思って、

同じように怒りのエネルギーが抜けるまで、

眺めたり、愛をかけたり、謝ったりしていきます。



怒りが湧いて来なくなったら、

怒りはだいぶ減ってますので、

「許します」「もう許そう」と

自分に話しかけてみます。



そこで、怒りが出て来なくなったら、

怒りは手放せたということです。



ところが、一度「許せた!」と思ったはずなのに、

何かの拍子に、また怒りが溢れることもあります。



そのときは、「まだ埋もれていたんだな」と思って、

また「許します」からやっていきましょう。



もしかしたら、何度も何度もかかるかもしれません。



それでも、地雷を抱えて生きるよりも、

地雷を減らしながら生きる方が、

はるかに生きやすくなります。



許しは、相手を解放するのではなくて、

自分を相手から解放すること。

怒りから自分を解放すること。

過去の辛い出来事から自分を解放すること。



何度も何度もかかっても、許して、

自分を過去から解放してあげましょう。




今日は久しぶりに青空がのぞきました。



今日も心と魂に愛と光をいっぱい入れて

神様の愛と光がたっぷり注がれますように。
神様、今日もありがとうございました。
 

 

 

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