「秀行囲碁道場 わたしならこう打つ」(上)(下) 藤沢秀行著 日本棋院

プロ対局の難しい場面を藤沢秀行がどう打つべきか示している。
記述は小西泰三さん。プロ棋士で秀行さんの著作のライターをよく務めている。

序盤、中盤の難しいところを、研究会でプロたちがつついているところを記録したものらしい。
週間碁で連載されていた記事をまとめたもの。

内容はかなり難しいし、序盤中盤の難しいところばかり扱っている。
実は「棋聖秀行の碁」を買ったときにセットでついてたのですが、これがかなり面白い。
扱っている局面はかなり趣味に偏っているが面白い。

問題に至るまでの手順やその後の手順も添えてくれるとよかったのになとは思います。
最近は色々検索できるので問題はないですが。

ただしおそらく強くなるにはこのような難解な本を読むのは遠回りかと思う。
でも不思議なもので読み進めていくとなんだか強くなったような気がしてくるのですよね…
そして実戦でそれがとるに足らない錯覚だと認識するのですよ( ´艸`)

ちなみにNHK囲碁講座テキストでも藤沢秀行は
「オレならこう打つ」という連載をしてましたね。

↓よかったらポチお願いしますm(__)m