この治療は当初は普通に 「無抜歯健美型」「歯科」治療 と呼んでいました。

 

 

 

 しかし悪い姿勢で失われていく健康と美貌を取り戻すには蝶形骨に代表されるように「すりつぶす力」すなわち「顔・口の一体化消化システム」の再建しかないことに気付き、今日までに判明したあらゆる知見を駆使してこれを成し遂げようと考えました。

 

 

 

 そうすると無抜歯健美型治療は恐らく歯科医科を問わず、すべての疾病を克服するための

ベーシックな治療であり、特に口の「病巣化」の阻止、ひいては細胞レベルでの新陳代謝の正常化に向けての切り札となる治療と考え「歯科」の2文字を敢えて外した次第です。

 

 

 

 中核となる「無抜歯健美型歯周治療」と「同・義歯治療」については既に簡単な説明は

以前に、お伝えしました。

 

 

 

いずれの治療も歯が抜けない、歯を抜かないところが特色となります。

 前回は歯の脱臼が歯槽膿漏の真の原因というお話でした。

 

 では何故は歯は脱臼したのか。これまで述べてきたことを思い出していただければ、お判りと思いますが、悪い寝相が原因です。悪い寝相が続くと歯の立っている方向の横向きの力が寝ている間中続くせいだと考えられます。

 

 そして何故感染したのか。口呼吸であることは繰り返し説明した通りです。

 

 口呼吸、特に就寝中の場合、口の中で唾液の中の制菌物質が口に中に補給されず、また

働かなくなるためだと考えられます。

 

 歯が脱臼すると、歯と歯槽骨をつなぐ線維骨の網目構造に変化がおこり、歯周組織に感染が拡大し、深化すると考えられます。

 

 口臭症と歯槽膿漏。その違いをご理解頂けたでしょうか。

 

2つとも病名こそ違いますが、どちらも就寝時の口呼吸が原因で、口臭症のみの場合、寝相病の軽症と考えられます。

 

いずれも病巣化→慢性病という病態モデルの初期サインと考えます。

 

 そして無抜歯健美型治療で歯茎の病巣化(=歯槽膿漏)は収束し、寝相調整、小顔調整、骨盤調整を加え、健康習慣指導を修得することで寝相病から脱することができます。

 以前、当ブログで「病気」特に「慢性病」と「老化」は似ているというお話をしました。

 

「老化」は新陳代謝が滞った状態と考えられ、その原因は新陳代謝を支えるエネルギー代謝の衰えであり、その主役である「ミトコンドリア」の衰えと考えられます。

 従って、ミトコンドリアの衰えに導く要素が生体内電流に異常をきたしているといえます。

 

 ここで患者さんのメモに、再び戻ってみましょう。

 

「歯科治療」と「自然療法」と特に大切なものとして「姿勢」をあげてくれました。

 

 実はこの3つは互いに深く関連しており、かつ、ヒトの体に深く影響を与えます。

 

 この画期的発見は当研究室で多用する2つのキネシオロジー・テスト(「M.R.T(ミトコンドリア共鳴テスト)」と「L.M.T(連鎖筋群テスト)」)を一つの症状の上に重ね合わせて解析するという「いのち・創・健」独自の研究で解き明かされました。

 

 そしてこの3つをつなぐキーワードが「デットクス」(毒抜き)であり、実は「生体内電流」の正常化を目的とした療法であるということ、この意味を知り、体験し、自らの認識に加えて頂く端緒とすることが今回の体験会の真の目的で、どうやら達成されたように思います。