禅様式の本堂・茨城県指定有形文化財
昨日は、沼澤篤先生が主催する「霞ヶ浦水質調査研究会」の定例の水質調査に同行して、土浦港のラスクマリーナから出航、6か所の定点調査地点で調査をしながら、潮来市まで往復しました。
茨城県指定有形文化財
今回は、霞ケ浦を水がめ化した「逆水門」を通過することはありませんでしたが、霞ケ浦の大きさ、霞ケ浦を利活用する霞ヶ浦用水機上、コイの養殖場など沿岸に点在する施設も確認することが出来ました。「逆水門」を通過するコースは、次々回の8月に実施する調査となります。
さて、今回は、水郷潮来のあやめ祭りは6月16日に終了しており、花はすっかり終わってしまいましたが、麻生港で受け取った弁当を食べた後、潮来あやめ園近くの「長勝寺」を訪ねました。
銅鐘・国指定重要文化財
長勝寺は、潮来市にある臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は海雲山。本尊は阿弥陀如来。「銅鐘」は国の重要文化財です。1185年に源頼朝によって創建されたと伝承されている古刹です。江戸時代には、徳川光圀が修復し、建物は禅宗様式の建築で、寺院の建物すべてが茨城県の文化財に指定されています。桜の時期や紅葉の季節には、素晴らしい風景だろうなあと思いました・
私は、学生時代、京都の大学で過ごしました。京都市内の各地に住みましたが、後半の2年間は臨済宗妙心寺の塔頭「長慶院」で過ごしました。墓地もあり、夏には蛇やムカデが部屋の中に入ってきたこともありました。自然豊かでした。
茨城県内にも、妙心寺派の寺院が26寺院あり、笠間市片庭にある「ヒメハルゼミ」が生息している楞厳寺も有名です。