総合国語塾の徒然話

総合国語塾の徒然話

国語に関する質問募集中。できる範囲で答えます。
http://沖縄国語.com/

【保護者の皆様へ】

残暑に入ったとはいえまだまだ暑さが身にこたえる日々、いかがお過ごしでしょうか。皆様には、平素より当塾の指導方針にご理解をいただき、感謝申し上げます。

さて、7月31日に、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした、県独自の緊急事態宣言が発令されました。主な内容は「8月1日から15日の期間中、沖縄本島全域で不要不急の外出を自粛するよう県民に求める」です。これを受けまして、以下のように対応いたします。

①当初の予定通り、8月2日~10日は休業。
②11日~15日は希望者のみ授業を行う。
③11~15日の期間、授業料はいただかない。月謝から差引く。
④17日(月)から通常通り再開予定だが、場合によっては休業延長もある。


今後の状況次第でこちらの対応も変化するとは思います。その際は迅速に情報発信してまいりますので、何卒ご了承ください。大変な情勢の中、焦燥の念にかられることも多いことかと心中お察し申し上げます。できる限り状況に対応し、皆さまの不安を緩和するために尽力いたしますので、今後とも宜しくお願いいたします。

総合国語塾 崎山 潤

こんにちは。コロナウイルス感染防止のため約2か月間休業していましたが、、緊急事態宣言が解除され、登校再開に備えるため本日から教室を開けます。

 

・できるだけマスク着用でお願いします。

・入口に消毒液を用意しています。

・地区により休校解除が異なります。できるだけ解除があけてからお越しください。

・継続指導ができていないので、5月の月謝はいただきません。

 

総合国語塾 崎山

こんにちは。自粛続きの日々ですが、お元気でしょうか。

さて、休校措置の延長にともない、本格的な授業再開は5月18日(月)とします。

しかし、希望される方には

7日(木)から

①13~15時

②15~17時で教室を開けます

・密にならないよう最大2人までとします。

・希望者がいない場合は開けませんので、事前にお知らせください。宜しくお願いします。

・また、地区により休校解除が異なる(浦添18日、宜野湾21日、那覇25日の予定)ようです。できるだけ解除があけてからお越しください。

・継続的な指導ができないので、5月の月謝はいただきません。

総合国語塾 崎山

自宅待機のストレス軽減で、楽器練習や音楽鑑賞にも時間を充てています。がんばって新しい音楽を聴き、耳と感性の掃除中。バンド仲間にいろいろな曲を紹介されたおかげでだいぶ脳がほぐれてきました。

 

その中でいいなあと強く感じたのがAwesome City Clubというバンド。「オーサム」と呼ばれているようです。オシャレで都会的ですが、ファンク、シティポップ、シンセ、80年代と様々な要素が散りばめられていてとても楽しい。若いのに音楽的素養が高いし、演奏力も優れています。特に、彼らの「Lullaby for TOKYO CITY」というゆったりした曲は一聴してすぐ気に入りました。

 

この曲は、歌声と歌詞と曲調の三要素のブレンド加減が絶妙です。

 

私はジャニス・ジョップリン歌声が大好きで、彼女の曲を思い出すときは、あの複雑な倍音とパワフルな歌声が頭に響いてきます。どれもこれも特徴的ですが、1967年のモントレー・ポップ・フェスティバルの『Ball & Chain』は圧巻で、力強い歌声とパフォーマンス、そしてまだ無名だった彼女の凄まじい声量に聴衆が声を失っています。

 

オザケンこと小沢健二さんは、歌詞の言葉選びが印象的で、「誰もが経験する日常の具体的情景と、そこに存在する普遍的価値の一瞬を切り取る」センスに驚きます。『天使たちのシーン』の死生観を交えつつも、人生を賛美するような優しい歌詞はいつ聴いても癒されます(当時20代前半という事実にも感嘆する)し、『恋しくて』は若い頃の未熟な恋を思い返させてくれて、今でも聴くとちくちく痛みます。

 

ユーミンこと松任谷由実さんは、イントロでだいたい世界観がわかります。つまり曲調で、(読む前に)歌詞の内容が想像できるのです。『リフレインは叫んでいる』のイントロ、ピアノだけで壮絶な失恋の歌だと予感できます。ラグビーで再び取り上げられた『ノーサイド』を聴いたのは小学生の頃でしたが、あのイントロは子ども心に「青春の喪失感や浮遊感」を強く感じました(本当ですよ)。

 

今、①歌声、②歌詞、③曲調が突出して優れている(と個人的に感じている)ミュージシャンをぱっとあげてみました。

 

さて、話をAWESOME CITY CLUBの「Lullaby for TOKYO CITY」に戻しましょう。この曲、①~③のどれかが突出しているわけではありません(個人的にです。ファンの方は怒らないでくださいね)。しかし、聴いているとこの三つが重なり合って、曲の世界観と自分の内にあるものが化学反応のように溶け合います。

 

作家の村上春樹さんは、スコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』について「情景描写と心理描写と会話が小説の三要素みたいなものだが、この作品はその三要素が完璧にブレンドされている。どこを取り上げてもぴたーっと決まっている。」と評しました。

 

それと似た感覚というのでしょうか。この「Lullaby for TOKYO CITY」は、歌声と歌詞と曲調の三要素が完璧にブレンドされています。まさにどこを取り上げてもぴたーっと決まっています。

 

イントロのドラムとピアノが聞こえた瞬間、「優しいけれど、浮遊感と痛みがある」と直感します。かつて同じ感覚をくるりの『ばらの花』にも覚えましたが、こちらはもっと都会的で夜の匂い。

 

続く歌詞を全部転載すると著作権に触れますので、一番だけ紹介します。

 

Stars in sky lullaby おやすみよ

街を食べ尽くした闇 もうmidnight

愛なき街に生まれて思うことはなに?

同じゆりかごで育ったことを

いつの日から僕ら忘れてしまったの?

自分のことばかりで

 

Everybody working hard working hard everyday

I forget the goal of life oh my god

What is right and what is wrong?

Everyday lost the way but life still goes on

Lullaby for TOKYO CITY

おやすみ TOKYO CITY

 

サビは英語の、ある種Jポップによくある歌詞に見えますが、公式PVではこの英語が日本語に訳されています。

 

(以下、日本語訳)

みんなが毎日必死で働いている

いつの間にか人生の意味を見失ってしまった

何が正しくて

何が間違いなのか

毎日悩んでいる

みんなが迷っている

だけど街の暮らしは毎日続いていく

ララバイ for TOKYO CITY

 

日本語に変換するとぐっと生々しくなってきました。

内容は抽象的です。誰か主人公がいるわけでなく、具体的なストーリーが展開するわけでもない。でも、何だか重く、悩みを感じさせますね。

 

「何かを求めて」東京に住んでいる(住んでいた)経験のある20~30代は、歌詞のどこかに多かれ少なかれ痛みを覚えるのではないでしょうか?東京は日本で一番華やかな街です。文化・情報・経済・・・全ての発信地であり中心地。地方にはないものを求めてやってくる若者は多いでしょう。

 

「何が正しくて 何が間違いなのか 毎日悩んでいる みんなが迷っている だけど街の暮らしは毎日続いていく」

 

しかし、東京は物理的には何でもあるけど、精神的に求めているものはない街とも言えます。生き方の選択肢は幅広く、多岐にわたりますが、自分の基準がないと何が正しいのか、何が間違いなのか悩みます。そして多くの場合、それに気付くのは東京生活に慣れきった頃だったりします。みしみしとやってくる挫折感と、地に足がついていない現状。そんな都会の暗い部分を端的に切り取ったフレーズがなかなかに響きます。

 

私はかつて、大学進学のために上京しました。日本文学科を専攻し、その後は故郷に帰らず、学んだこととは関係のない繊維メーカーに就職しました。当初は煌びやかな街に心奪われましたが、だんだん虚しさが積もっていきます。大学で国文学を学んだものの、暮らしのために就職をした。もちろん日本語関係だって何の実績も経験もない。要するに自分にはまだ何もない。大学で学び、就職し、年も取った。時間だけがどんどん過ぎていく。そんな焦りを抱きました。

 

その後、あるきっかけで私は鹿児島の中高一貫校の国語科教員に転身して、キャリアを積み、現在は独立して国語専門塾を営んでいます。もし東京に残っていたら、どんな生活を送っていたのか想像ができません。

 

そんな私にとって東京は若い頃の楽しい思い出と挫折感を象徴する街です。だから、この曲は体感的に響きます。最後の「Lullaby for TOKYO CITY(東京という街への子守唄)」という優しい歌声は、東京で何かを抱えて生きている全ての人々を応援してくれているような希望も感じさせます。

 

この曲は男性のatagiさんと、女性のPORINさんと一緒に歌っています。メロディーラインとコーラスが美しく、そしてふたりともクセがない歌声ですので、すーっと歌詞が耳に入ってきます。

 

曲調は、ほぼ同じコード進行で大きな展開はなく(実際にベースギターの部分はコピーしてみました。土台をしっかりと支えていますね)、過ぎていく東京の景色とリンクするように淡々と進みます。暑苦しさはなく、最小限の洗練されたメロディで構成されたシティポップ。夜の東京が自然とイメージできる、シンプルで美しい曲調です。

 

歌声、歌詞、曲調が突き抜けているわけはないのですが、この三要素が美しく融合されると、1+1+1がまるで100のように感じられます。7分32秒という長めの曲ですが、あっという間に聴き終わります。こんな素晴らしい曲を教えてくれた友に、本当に感謝です。

 

公式PVがYoutubeにあるので、ぜひ映像も流しながら聴いてみてください。たくさんの人間がいるけど、誰とも交わらない、夜の東京景色が印象的です。

 

現在休業中です(~5/6)。この間オンライン授業の予定はありません。

個別指導ゆえ、対面での学習効果が100%とすると、感覚的には40%位まで下がるからです。

極端な例ですが、好きなミュージシャンのライブに、会場の最前列で参加するのと、テレビで鑑賞するのとどちらが記憶に刻まれるか?という問題なのです。

子どもと会話しつつ、手の動きや目の動き、頭の中身を観察して個々への指導を調整するスタイルなので、オンライン授業は難しい。とはいえこの状態は長期化必至ですので、そうも言ってられないかもしれませんね。準備はしておきます。

新型コロナウイルスの感染拡大に対応する「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大したことを受けて、以下のように対応します。

①原則として~5月6(水)まで休講。自宅待機でお願いします。再開は7日(木)予定。

②継続的な指導を行えず、学習効果が乏しいため、4月分の月謝はいただきません。

大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解をお願いします。

山下達郎さんの声が好きです。スマホにイヤホンをさし込み、休日の海岸散歩を楽しみながら、彼のラジオ番組「サンデーソングブック」(TOKYOFM日曜2時)を聴くのが習慣でした。語りや音楽とともに、青い海や空を眺めると、柔らかな肯定感がわいてきます。

 

この番組を好きな理由のひとつが、「不変」性です。レコード全盛の50~60年代オールディーズや達郎さんの曲を流し、リスナーのお便りを紹介する。1992年の放送開始から、このスタイルは変わりません。

 

ご存知の通り、世の中は緊張と警戒の空気が強く漂っています。ネットでは情報が行き交い、心を痛める記事も時折目に飛びこんできます。

 

私たちの心は、自分に向けた本能と、他人に向けた理性の両面を抱えています。多くの試行錯誤を繰り返しながら経験を積み、この二つをバランス良くすり合わせて生きています。しかし、現在の非日常生活で、これが崩れかかっていないでしょうか。

 

そんな中、達郎さんは変わりません。「皆さんの様々なお気持ちよくわかります。しかし、明るく前向きにいきましょう。正確な判断は冷静さからしか生まれません。この番組はゆったりまったりといきましょう。」

 

そしていつものように解説付きで曲を流す。人や社会が変わっていく現況に、「変わらない」安心感を与えてくれます。

 

今回の事態でどう行動するべきかは人それぞれですが、私は、達郎さんのように(ある意味頑固なくらい)「変わらず」日本語研究・教材作成・指導研究・読書に励みます。

 

保護者の皆さまも不安が多く、ストレスは溜まっていくばかりかもしれません。しかし「あのときは大変でしたね」と思い出話として笑えるように、お互いもう少しがんばって過ごしましょうね。

 

※現在休講中です。再開予定は18日(土)ですが、状況次第。月謝差額は後程対応いたします。
 

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家で子どもに作文を教えている保護者は多いと思われます。そのとき、一字一句先回りして「自分が考えたこと」を書かせていませんか?それで宿題は終わるでしょうが、もちろん作文力はつきません。

 

最初の頃は皆が初心者です。本格的に文章を書いたことなんてありません。彼らは、自分の語彙力や説明力のなさを嘆きますが、これは誰もが通る道です。

私は
「飾り言葉をつけ加えたらいいよ」
「自分ではなく、読み手に教える気持ちで」と、アドバイスしますが、お手本は示しません。

 

まずは一生懸命に言葉を探させます。生徒は「伝わる言葉がなかなか出てこない。ああもどかしい。あ、この説明ならどうだろう?だめかなあ・・・」と悩みます。実は、この悩んでいる間こそが、文章上達で最も価値のある時間です。ですから「○○って書いたらいいんだよ。」と口出しせず、国語辞典を渡して見守ります。必死に脳を回転させ、がんばっているのならその場で最適な言葉を出せなくてもいいのです。この姿勢が習慣になれば、書く能力は確実に向上します。

 

郷ひろみの名曲『よろしく哀愁』に

「会えない時間が~ 愛~育てるのさ♪」って有名なフレーズがあるでしょ?作文も然り。

 

「書けない時間が~ 脳~育てるのさ♪」と鷹揚に構えてはいかが?

 

・・・って何を言ってるんでしょうね。私は。

 

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各市町村での臨時休校解除を受けて、今週から通常通りの授業に戻っています。

何だか濃いような薄いような二週間でした。