総合国語塾の徒然話

総合国語塾の徒然話

国語に関する質問募集中。できる範囲で答えます。
http://沖縄国語.com/

おはようございます

本日、通常通りではありますが、まだ台風の影響で雨風強いですね。不安な子は後日振替いたしますので遠慮なく申し出ください。

【緊急連絡】

台風6号の接近に伴い、本日の授業はすべて休講です。

→午後の授業開始時に暴風域下であるかどうか、現在では判断が難しいが、今回は停滞気味の台風であり、その時間帯でも雨風の影響は非常に強いと思われます。よって生徒通塾の十分な安全確保は厳しいと考え、休講とします。

・今回分の授業料は、来月分から差引します。

・生徒のみなさんは、今日の授業時間帯は国語の学習に励んでくださいね。

・保護者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご了承願います。

総合国語塾 﨑山

知人に薦められたので、昨日からチェコ出身、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』を読み始めていますが、傑作の誉れ高い理由がわかります。

まだ全体の三分の一なれど、哲学・歴史・人間の持つ難解な小宇宙が間断なく、怒涛のリズムで押し寄せる展開に興奮を禁じえません。何で今まで読まなかったんだろ。

日本の小説は、生活の延長線上にその舞台を想像できます、しかし海外作品は、日本人にとって設定そのものが異世界です。本作品は1968年のチェコスロバキアの「プラハの春」とその後のソ連の軍事介入が舞台(クンデラ自身がこの歴史的事件を経験し、著作発禁、国外逃亡の憂き目に遭っている)。そこで繰り広げられる恋愛劇(この展開も日本人には想像し難い)。

国内ばかりでなく、もっと海外小説を読まないとなあと痛烈に感じた次第です。

集英社文庫で820円。私の本の半額で、私の本の100倍くらいに濃密な読書体験を味わえることを約束します。

保護者の皆様へ
新型コロナウイルス感染拡大防止策の「二週間の小中校休校措置」が決定したことを受けて、当塾は以下のように対応します。

①6月7日(月)~20日(日)まで休講。
②再開は21日(月)予定。延長の場合はそれに準ずる。
③この期間、後程月謝調整を行います(木~土通塾生は変更済)。
④今後、最新情報は塾のライン・HPでお知らせします。


皆様、大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解をお願いします。
総合国語塾 崎山

国語の成績を伸ばすのが私の仕事ですが、前段階の「思考力・判断力・表現力」も鍛えています。これらが土台となるからです。

 

私には三人の娘がいます。この仕事を通して彼女たちに残せるものは国語的知恵しかないので、長女が生まれた頃から「有効だったな」「随分頭を使ったな」といった成功例、あるいは「全く役に立たなかったな」という失敗例を全て分析し、記録に残すことにしました(今も継続しています)。彼女たちを教える日が来たら覚えておこうと。

 

昨年、学生時代の友がこのレポートに目を通し「本にできる内容だと思う。原稿を募集している社を探してみよう」と提言してくれました。そこで、保護者全般に向けた内容に書き直して様々な出版社に応募したところ、幸運にも一社から返事をいただきました。

「根本的な国語力を育てるには?」という視点から、子どもたちへの指導で実践している方法を、全て隠すところなく著しています。国語指導に悩む方々へのヒントとなれば、これに勝る喜びはありません。どうか役立つ内容でありますように。

 

都内ではいろいろな書店で、鹿児島では紀伊國屋、マルゼン、奄美のブックス十番館など。沖縄県内では宮脇各書店、リウボウブックセンター等に配本されるそうです。店舗で売れた方が重版等につながりやすいらしいので、お家近くの書店等で注文してくださると助かりますが、もちろん通販購入でも嬉しいです。

 

しかし・・・

 

これを読めば、我が国語塾にわざわざ入塾しなくても大丈夫という、いわば自分で自分の首を絞めた本とも言える。

 

タイトル『これで国語がよく伸びる ~思考力・判断力・表現力を育てる導き方~』

著 﨑山 潤

https://www.amazon.co.jp/gp/product/4286226689...

明日、保護者・指導者(小中学生)向けに「子どもの国語力を根元から伸ばす方法」についての本を世に出します。

ここだけの話ですが笑。

くわしくは後日お話します。

仕事を終わって塾の看板を眺めたら、昭和30年代開業の古病院のような様相を呈していました。

来月メンテします。

、「小学生~社会人 受験 資格試験 の他(国語に関する 塾」というテキストの画像のようです

 

前回の話の続き。

 

②安易な質問に答えない

よく考えてもいない質問に答えても彼らの心には残りません。こちらが苦労するだけで意味のない時間がすぎていきます。ですから、たまには質問し返して、こちらの返答をしっかりと受けとめる、固い器のような「聞く姿勢」を育てましょう。これができればおかしな質問はだいぶ減り、自ら思考するようになります。

 

③説明はできるだけ生徒にさせる

ご家庭でお子さんの勉強をみる際は「どうしてこの答えになったか説明してごらん。」とたまに聞いてみてください。理解していない場合は必ず言葉につまります。言葉がまとまらないということは、まだ頭の中がまとまっていないということですので、何度か聞いて考えさせてみましょう。これも脳に負荷を与えて鍛える方法のひとつです。

 

④文章読解問題の前に、必ず要約練習をさせる

国語に関して、一番多い要望は「うちの子の読解力をつけて欲しい」であり、生徒も「読解力をつけたい」と言います。そこで、私が「『読解力』とはどんな力だと思う?」と質問すると、たいてい「文章を読んで、何が言いたいかを理解すること」「人物の心情がわかること」と返ってきます。
 

しかし、残念ながら認識不足。それを読解力と思い込んでいるから、なかなか問題が解けないのです。問題を解く上で必要な読解力とは「文章を正しく理解し、理解したことを第三者に証明できる力」を指します。「僕はこの文章を理解したよ。それを君にもわかりやすく伝えるね。」と自分以外の者に正しく表現できる力も含むということです。
 

多くの方は、読解力を鍛える上で「文章を正しく理解する」ためのインプット(読む)テクニックを重視します。たとえば、接続詞をマルで囲み、指示語の内容を把握し、抽象部(まとめ部)や大事な部分には線を引いて読む、といった作業。
 

もちろんそれは大切です。私も、長文読解に取り組ませる際はそう指示します。しかしその後、本当に理解したのか確かめる作業も欠かしてはいけません。重要なことですが、多くの人はこれをしません。
 

正しくインプットした文章を、正しくアウトプット(書く)できないと「文章を読解した」とは言えないのです。では正しいアウトプットとは何かというと、まずは鉛筆を握り、読んだ文章を数十字程度で「要約」して書くこと。これが一番わかりやすい証明方法です。要約は、書く作業をともなうので記述力の練習にもなります。
 

他にもいろいろありまずが、だいたいこの辺りを柱に指導しています。知識注入で教え込むよりも、内なる国語力を鍛える。これが現在の私の方針となっています。

(この話、終わり)

前回の話の続き

誰だって真剣に取り組めば緊張感が生じます。そして、緊張感は真剣さをさらに持続させます。ところで、どのような状況のときにあなたは緊張感を持って問題を解いてきたでしょうか?

おそらくほとんどの方は入試のときと答えるはず。その次くらいに定期テストがあがるでしょうか。授業中に出された演習問題を解くときよりも、これらのときは間違いなく頭を真剣に使って取り組んでいたはずです。

というわけで、教室でも入試同等の緊張感を持たせて子どもたちに問題に取り組まることを目標に定めました。しかしそのためには彼らが学校で受けている授業とは別のことをしなければなりません。似た授業を展開してはある程度「慣れ」が生じ、緊張感が緩むからです。というわけで長年行ってきた「黒板を前にして子どもたちに教えていくスタイル」を封印し、新たな指導法に移行することにしました。

 

いろいろと試行錯誤しましたが、現在はだいぶ完成されてきました。以下にそのやり方を記します。

①宿題を出さない

私は宿題を出しません。教室で鍛えることをお互いに確認し、その場の空気感を張り詰めさせるためです。何より、私自身が緊張感を持つことができます。成績が上がらなかった場合に「宿題をやっていないのでしょうね」とか、「家で真剣に取り組んでいないからでしょう」と逃げることができないのです。

(続く)