お出掛け大好きまめ男くんな旦那氏は、先日の日曜日もお外に連れてってくれました('∀`)

今回も、前回に続いて登山Day。
登ったお山は「大山」と言う伊勢原市にあるお山で、標高は1250m。

高尾山が600m位なので、倍ですね、倍。
倍かぁ…(´-`).。oO


ここは以前、ちびが2歳になる頃に来ました。
懐かしい…もう4年前の話…(›´-`‹ )

大山さんはこんな感じ。


7番の大山第2駐車所に車を停め、こま参道をてくてく歩き、8番のケーブルカーに乗って、まずは10番の阿夫利神社下社へ。

お兄ちゃん「わぁお!いいながめー!」とにっこにこでした笑

お参りをして、お守り買ったり、おみくじ引いたり、御朱印貰ったりして…いよいよ本社へ。


前回は『子連れ抱っこで90分の山登りは無理』って下社迄で帰っていたんですが、今回は旦那氏が「娘は俺が連れてくからさ」って登る気満々だったので、もう行くしかないよね笑

山に入る前に、登山者用の『道中安全御守』というものが入口前にあったので
4人分頂戴しまして、いざ入山。

そしたらいきなりほぼ垂直の階段ががが
思わず「ほぼ垂直っ!!!( ゜Д゚)」って声に出てしまい、お兄ちゃんが「ほぼすいちょくー笑」と、意味は分かってないでしょうが、私の勢いが面白かったようで大爆笑してました。

それから、お兄ちゃんが落っこちないように後ろをついてまわって、登って登って登って…

高尾山の比じゃないです…全く…

そもそも修行の山とのことで、そりゃハイキング気分で登っていい山じゃない…
ちゃんと公式も
って注意喚起されてますもん。

大人の我々も『いよっこいしょぉっ!!』ってかなり頑張って足あげたり、たまに手でどっかにつかまりながらじゃないと登れないような道。

お兄ちゃんにとっては、ほぼロッククライミングな道も沢山ありました。

…よく妹ちゃん抱えて登ってるよな…旦那…(´-`).。oO

途中から、妹ちゃんの泣き声が山にこだまして、お兄ちゃんが「あ!いもうとちゃんがないている!いそがないと!」って、ブーストしたのは愛しかったですが、母はそのスピードでは山を登っていけないのだよ…(›´-`‹ )

でもこけて転がってきたら大変なので、頑張ってなんとか着いていきましたよー。

途中で休憩を挟みつつ、なんとかかんとか登っていく。
すれ違う人々からは「お兄ちゃん頑張れ!」「ちっちゃいのに偉いね!」「お山の上は雪で真っ白だし、滑りやすいから気をつけて!」と、色々お声がけご声援を頂き。

(たまに「あかちゃん抱っこしてたよ?!」「すごくない?!」なんて声も聞かれて『あぁ。ほんと。凄いですよね。』と心の中で、先ゆく旦那の事だなぁと、半分呆れたりして笑)

…て、え?
「雪で真っ白で滑りやすい」…だと…?!( 」゚Д゚)」

えーーー
そんなとこ大丈夫なのかなーーー
旦那だって下手に滑ったら妹ちゃん大怪我するよーーー

と、そんな心配を他所に、旦那はサクサク登ってく。

お兄ちゃんはと言えば、3分の2程登ったところで「つかれたよーだっこー」と言いつつも、頑張ってよいこら登っていて、だんだん山道が雪に覆われて来たと思えば「ゆきだるま、つくろう!」と、また元気になって遊びながら登っていって。


休みながら登ったので、多分120分はきっちり使ったと思われますが、それでも無事登頂っ。

1251m…(›´-`‹ )


さて。

お兄ちゃんの頑張りの源ですが、実は「お山のてっぺんまで頑張って登ったらアイス買ってあげる」とお父さんから約束してもらってたことが1番で。

登りながら「あいす、たべるぞ!」「あいす、なににしようかな」と、楽しみにしていました。


でもさ、山頂の本社にそんなんある訳もなく。


「おとさん!ぼく、あいす、たべたいよ!」「がんばった!」と、キラッキラの笑顔で言ってました。
『あーあーあー…お父さん、なんて言うのやら…』と聞いていたら「アイス屋さん、お休みだった」ですって。

お兄ちゃん大爆発。
それはそう。ほんとにそれはそう。

「なんで?!」「あいすたべたかったのに!!」「おなかすいたのに!!!」「もうぱわーない!!」ほんとそれ。

そしたら「アイス屋さんお山の下にあったから、そこで買ってあげるから」と。
そこまでで止めてくれたらまだ良かったのに「急いで降りないとアイス屋さん閉まっちゃうからね」と、余計な一言…

そしたらお兄ちゃん「はやくしないと!あいすしまっちゃう!」「はやくおりて!」「はしって!」と、走り出す。

危ない危ない危ない危ない!!!!!

登りですらツルツルなのに、降りなんてヤバいから!!
本当に落ちちゃうから大怪我しちゃうから!!!!!
やめて危ない!!!!!もーーーー!!!!!

旦那も「走らなくても大丈夫だから」「頑張って歩いた方が速いから」と言い聞かせるも、そんなんお兄ちゃんに分かる訳もなくね。

急いでるのに急いでくれない。
僕は頑張ってるのに怒られる。
なんでなんで???
もーーーー!!!!!

って感じでね。

そして私の話なんか聞きゃしない。
耳に入らないですよね、わかります。

まぁそんなんで。
山頂付近から雪と泥で恐らく1番危ないであろうところは旦那が手を引いて下山してました。
(それはそれで私は妹ちゃんが巻き添え喰らわないか心配で気が気じゃ無かったですけど)

雪解け道も終わった辺りでバトンタッチ。


お兄ちゃんはよじ登ってきた道を、今度は飛び降りていく…「おかあさん、て、もって!」と言われるけど、下で支えるのも一苦労だし、手を繋いで飛び降りられると引っ張られて私が落ちそうになるしで恐ろしく。

そしてなにより、私もお兄ちゃんも普段履いてる靴なもんで、靴の裏なんかつるっつるな訳ですよ。
砂利道砂道、急な下り坂は滑る滑る。

私も何回滑ったことか…1回しか転ばなかったのが奇跡なくらいです。

お兄ちゃんなんかはもう、下山じゃなくてほぼ滑落でしたよ_(:3」∠)_


それでも途中で気持ちが持ち直したのか、元気に降ってくれまして、最後の階段に来た時には「やったー!みっしょんこんぷりーとだー!!」と、大喜びしてました。
偉いよ。本当に偉いよ。よく頑張ったよ.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.


私、神社出たとこのアイスを買ってやるもんだと思ってたんですけど、先に待ってた旦那が「もうケーブルカーの時間だから、下おりてからね」と。

ほん?


そんで、ケーブルカーでおりてまたこま参道。
「あいす!たべるよ!」「いそげー!」と元気なお兄ちゃん。

そして、ついに見つけたアイスの機械!!!
メニューの写真も見つけて「あ!あいす!ぼく、いちごあいすかなあ?」って言って駆け寄ります。

そしたらまさかの!
まさかのですよ?!

『アイス休止中』の貼り紙!!!!!


もう、もうもうもうもう!!!!!!
なんでよーーー!!!.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚..˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

お兄ちゃんもう「なんで?!」「あいす?!!」「あーーー!!!」「きらい!!!だいきらい!!!!!」と、絶望です。
そりゃそうだそりゃそうだ。

もうあまりに不憫で私も泣きたくなりました。
(なのにお父さんに「泣いても仕方ないんだから泣くな」とか言われてさ。泣かせてやれよ怒)


それでも健気に涙こらえて、でも悔しさと悲しさは収まらず「うーーーー」と唸りながら駐車場前までとぼとぼ。
小さなお土産屋さんを見つけて旦那が「アイスあるか見てきてやりなよ」って言うから、もう神に祈る感じで一緒にお店へ。

そしたら、ソフトクリームこそ無かったけど、カップのアイスが売ってまして!!!!!
お兄ちゃんも「あいす、あった!2こ、かって!」と言うので、もう2個でも3個でも買ってやるよって気持ちで2個で買いました。

お会計のとき、レジのおばあちゃんに「あいす、なんでかえなかった?」と聞いていました。
おばあちゃんは「なんでだろね?おばあちゃん他のお店さんのことはわからないからなぁ。」とね笑


でもまぁそれで納得してくれて「あいすかえた!やったー!さんきゅー!」とにこにこしてくれました。
いやいやいや、さんきゅーはこっちだよ。
本当に本当に本当によく頑張ったよぉおお.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.

そして、やっと車で念願のアイスをぱくぱく。
2個買ったので、旦那と一緒に。
そしたら何て言ったと思います?うちの息子くん。
「みんなでたべると、さいこーだね!」だってさ!!!!

はぁーーーー天使じゃん!!!!.˚‧º·(ฅдฅ。)‧º·˚.
もーーーーー.˚‧(´ฅωฅ`)·˚.


帰ってお風呂入ってのんびり。

旦那に「よく転ばなかったね」って言ったら「靴がいいからね。アレじゃなかったらやばかった」とのこと。

確かにね。

あなたのそれはモンベルの軽い登山用のしかも新品だからそりゃあよく地面かんでくれた事でしょう。
おかげで妹ちゃんも無事で良かったよ。

逆に「よくあのツルツルの靴で1回転ぶだけで済んだね」と言われました。ほんとよ。
(「危ないから」って靴買ってくれました。ラッキー。)


そして旦那は全身湿布だらけで翌日も筋肉痛引き摺ったみたいですが、私はなんとも無く元気でした。

やっぱり、日頃妹ちゃん抱えてお兄ちゃんの送り迎えなどの軽い運動程度でも、やるとやらないじゃ全然違うもんなんだなぁと。

小さな積み重ねの大切さも教えて貰った大山登山でした。
ちゃんちゃん。