N医院に行く。。その2~新年早々、最悪の日 | 丑年ママ。ソーダのスロー「モォー」育児                      ★只今、パートタイママー★

N医院に行く。。その2~新年早々、最悪の日

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昨日より更に、湿疹(面倒くさいのでそう読んでる)治ってきたので、

あの医者、面倒だな~って思いつつも、向かう。


ダンナに塗り薬の名前、聞いとけって言われたのもちょっと、憂鬱。


N医院に着くと、年配の女性と中年の男性が1人ずつ待っている。

年配の女性が居るって事は、そうそう悪くない医者かも(地元民っぽいので)

で、丁度私の後から、赤ちゃん連れのママが一人。


3人目だから、すぐ呼ばれるかな~って思いつつ、

男性の吸ってるタバコの煙が流れて来ない場所を陣取って座る。



1時間位待って、呼ばれる。


とりあえず、治ってきている事への礼を言う。


で、

「この皮膚病は抗生物質処方すれば、治り早いのに、

あれ?何で前回、処方しなかったんだ?」

と言われた。。


前回、妊婦だって伝えたから、抗生物質処方しなかったんじゃん!

カルテに書いてないのかよ!と思いつつも、

しばらくは穏やかに問診が済み、

腕に薬を塗ってもらう。

薬の名前を教えて欲しい旨を切り出す。

「あの、処方してもらう塗り薬の名前、教えてもらっていいですか?」

と。


そしたら、医者の態度、急変!

「薬の名前なんて聞いて、どーすんだ?」

前回、産婦人科で聞いて来いって言われたって言った時、

余り対応が良くなかったので、素直に

「主人に、薬の名前、聞いてくる様に言われたんで。。」

と、つたえる。


その途端、その医者、自分の椅子を蹴り、私の方に身を乗り出して来た。

で、

何だ?薬の名前聞いて、アンタのダンナ、どーするつもりだ?

アンタのダンナは医者か?薬剤師か?」


「いえ、会社員ですけど。。」


「何だ、医者や薬剤師でも無いのに、薬の名前聞いて、どーするつもりだ?

いいか、アンタ等の言ってる事はな、

どこかの工場行って、オレが部品の作り方を聞いたり、意見するのと同じ事だぞ!

アンタのダンナは、何か?ラーメン屋とか定食屋行って、

いちいち何が入っているのか、調味料から何まで、いつも全部聞いているのか!?



絶句。。

って言うか、余りの事にびっくりして、恐ろしくなってきた。


その後は、同じ様な事例を何個か並べたて、まくし立てる。


「先生、この方、妊婦さんなので、余りおっしゃると。。」

脇に居た助手の女性が、フォローする。


そしてしばらく、怒った医者は、どこかに行ってしまった。


「オマエのダンナは会社員って言ったな?」


と、言ってしばらくどこかに消えて、何やら手に持って戻ってきた。

手にしてるのは、前回持ってきた保険証のコピー。


「何だ、オマエのダンナ、(社名から推察して)製薬会社でも医療品の会社でもないな!

 何やってる会社だ!?」


「●●を専門に扱っている会社です。。」


「あ。アンタのダンナは部長か、役員か!?」


「いえ、普通の会社員です。。」


「何で、医者と何の関係もないアンタのダンナが薬の名前聞くんだ!?

どうせ、インターネットか何かで調べるつもりだろう!?

素人のクセに、インターネットで調べて解ったような口を聞く。。」


まあ、確かにそれは否定しないが。。


「いいか、おれはハーバード出ているんだぞ!」


後は、医者が東大出身なのかどうか?東大から出ている医学書を指差して、

「いいか?俺を敵に回すって言う事は、東大を敵に回すんだぞ!

俺と俺のオヤジを敵に回したらどーなるか解ってるのか!?

アンタのダンナの会社の社長に訴えてやるぞ!」


と、かなり言うだけ言って、診察室から出て行きました。。


後から考えると、かなり滑稽なんだけど、

この時は、保険証のコピーで社名解るし、

本当にこの医者が権力あって、ダンナに迷惑掛ける事になったらどーしよう。。

って半泣き状態でした。。


で、その脇に居た助手の人に、


「あの、訴えるって言ってましたけど。。」


と、恐る恐る聞いてみる。


「ごめんなさいね、妊婦さんなのに。。

私は元々、小児科医だから、

この時期の妊婦さんが大変だって解ってるんだけどね。。

あの先生のお父様、有名な方だから、プライドが高いのよ。

で、頭にきちゃったのね。

会社に訴えるなんて、そんな事無いから、安心して大丈夫よ。

薬の名前も、会計の時に、こっそり教えてあげるから。」


との事。


医者、まだどこかに向かって怒鳴っている声が聞こえる。。


「あの、どこかに電話して、この事、訴えたりしてるんじゃ。。。」


もう、思考回路が停止して、完璧に恐怖状態の私。


「それは大丈夫、多分、待合室よ。誰かに向かって怒ってるんでしょ。」


との事。

でもそれって、待っている患者さんに当り散らしているんだよね!?

えーと、それって。。


それから更に数分、戻って来て、

今度は、私が

「こっち来い!」と、引っ張られる。


考えてみたらこの時点で、怒って帰れば良かったんだけど、

何かこの医者、ヤバイ!

逆らったら何されるか解らない!そしたら、お腹の赤ちゃんは!?

ってパニック状態に陥っていた。


で、連れて行かれた先は、調剤コーナー

「いいか、アンタに処方した薬はコレとコレとコレを混ぜ合わせて処方してんだ!

アンタ、これ見て、どんな効用があるのか、解るのか!?

説明できるって言うなら、教えるのわかるけど、解んないだろ!?」


で、診察室に戻る様に促される。

そして、何かの紙切れの一部を手でちぎり、そこに薬の名前を書く。


「どうせ書いても解らないだろうが、そんなに知りたいなら、

インターネットでも何でも調べればいいだろ!

知ってどうする事も出来ないくせに!」


そして、又、立ち上がってどこかに行き、何かを持ってきた。

そして今まで気づかなかったけど、診察室の後ろの棚にあった、

カセットレコーダーに持って来たカセットテープをセットし、

私の前に突き出した。


「言いたいことがあるなら、録音してやるから言ってみろ!」


びっくりです。言葉ありません。。


いえ、何も無いです。。」


答えるので、精一杯でした。


どーやって診察が終わったかも覚えてませんが、

お会計を済ませて帰りました。

本当は、払いたくも無いけど、住所や電話番号も知られているので、

未払いで訴えられたく無いし。

あんな横暴な診察して、腕に薬ぬっただけで、1500円


「又、来る気か!」

医者に捨て台詞まで吐かれました。

恐いので、一応、無言でうなずいたけど、そんな訳無いじゃん!



で、帰ったら、家の中、一人で号泣。

ダンナのお昼休み待って、携帯に電話。

まずは、訴えてやるって言われた事が気がかり。。

「大丈夫、そんな訳ないじゃん。

いざとなったらウチの会社の産業医の先生も、おばあちゃん先生だけど、

結構偉い先生だから。」

と、なだめてくれ、なるべく早く帰るからと言ってくれた。


それでも、不安と怒りが納まらない私は、母親に電話。

1時間位、話をする。

母は、少し笑い話の様に捉えていたけど、逆にそれで気持ちが楽になる。

又、

「お父さんのの知り合いには、医者も新聞記者もいるから、

本当に訴えられたとしても、何とかなるわよ。

逆に、こっちが訴えられるわよ~。

本当、医者だったら、この時期の妊婦さんが大事な時期なの、知ってるはずなのにね~」


と。


で、ダンナが帰ってきてから話し合い、

とりあえず効いてるみたいだし、

薬は製薬会社の製品を混合してるから問題無いだろうし、

二度とN医院は行かないで、

薬が無くなっても治らないなら違う医者に行く事にした。


で、夜に実家から電話があり、

母が父に経過を話してくれたらしく

「そんなバカな事したら、自分の首絞めるだけだから、訴えるなんて事ないと思うが、

もしそういう事になったらなったで、

仕事の関係で知り合いに弁護士とかいるし、大丈夫だから」

と言われ、安心する。


それにしても、今、振り返るとあの医者、今でもムカつく!

こんな事ならボイスレコーダーでも用意して、

「こんな事されました!」ってばら撒きたい気分。

あの医者の親がどんなに偉い人なのか、ネットで検索したけど、

本人の名前から、父親の名前までは載っていませんでした。。

まあ、名字同じで名前が一文字違いで、

90歳過ぎてる文化勲章もらっている東大の先生がいましたが。。

真相は解りません。