15%未満
これ、何の数字でしょう?
当教室では体験授業を受けて頂いた保護者の方にまずアンケートにお答え頂いています。
その最初の質問は「そろばん式暗算に期待することは何ですか?」です。
6つの回答選択肢から、いくつでもチェック頂ける形式です。
その選択肢の一つに「珠算暗算資格の取得」があります。
冒頭の15%未満というのは、この項目にチェックした人の割合です。
つまり、そろばんや暗算の級や段位を取ることを期待している保護者は非常に少ないということです。
この結果は私としては大体予想通りです。
ですが、そろばん業界関係者にとってこの数字の低さはかなり驚きなのではないかと思います。
当教室はホームページで検定試験を行っていないことをうたっています。
ホームページ:検定試験はありません!
ですので検定試験に興味のない方が集まりやすい傾向は当然あると思います。
ですが、回答者は必ずしもそのことを事前に知っていた方ばかりではありません。
また、回答者にはそろばんに興味がない人は一人もいません。
わざわざ予約をして体験授業を受けに来られるくらい、そろばんに興味がある方ばかりなのです。
そろばんに興味がある保護者でさえ、級や段を取ることを期待しているのは15%未満なのです。
保護者がそろばんに期待していることはそろばんの級や段を取ることではありません。
級や段が取れるくらい計算が得意になることなのです。
多くのそろばん教室では検定試験に沿って練習を進めます。
だから、それ自体が目的でなくとも検定試験を受けるのです。
次のステップに進むにはそれをクリアする必要があるので、当然それが目標になります。
目標はモチベーションアップに欠かせません。
だから、上達には検定試験が必須だと考えるに至ります。
ですが、そんなことはありません。
必要なのは「上達への道筋」と「進捗度合を知るための指標」です。
優れた道筋と指標を示すことができれば、それが目標になります。
検定試験でなくてもいいのです。
当教室ではより良い道筋と指標を目指してオリジナルのカリキュラムを導入しています。
開校して1年半のためその実績はまだまだ十分とは言えません。
しかし、それでも一定の成果は出ていると自負しています。
過去記事:開校1年半、メンバーの上達状況をまとめてみました!
過去記事:2トップが快挙達成!
そんな当教室をもっと知りたいという方は教室ホームページ(こちら)をご覧ください♪
※先日のU40の会では誤った数字を出してしまいました。すみませんでした。