各空港に新しい名前を | ソ連風来坊のブログ

ソ連風来坊のブログ

台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

先週、モスクワにある三つの空港がそれぞれ新しい名前が誕生した。これによって同イベントがほぼ終了の段階に入るようだ。

イベント「偉大なロシア名前」(Великие имена России)は去年より始まったらしい。主な内容はロシアの各空港に名人の名前で名付けることであった。

オフィシャルウェイブサイトでルールが掲載され、ネットユーザーたちの参加と投票によって空港の名前を決めるわけ。

最初はウェイブサイトが名前を募集、一ヶ所の空港について、ネットユーザーたちが推薦したい名人の名前を投稿し、ウェイブサイト側が統計して代表的な名人たちを選出、その後は投票を行う。投票結果でトップになった名人ががその地域空港の代表として選出されたわけ。

モスクワの場合、

シェレメチェヴォ(Шереметьево)空港の代表人物が大文豪プシキン(Александр Пушкин)

 

ドモジェドヴォ(Домодедово)空港の代表人物がロモノソフ(Михаила Ломоносов)、詩人であり学者であり発明家でもある。国立モスクワ大学も同氏の名前にちなんで命名された。

 

ヴヌコヴォ(Внуково)空港の代表人物がトゥポレフ(Андрей Туполев)、近代ソ連航空事業の功労者

 

合計、46ヶ所の空港が今回のイベントに参加した。地元で選出された人物は地元出身の名人が占める率が高い。同一人物が数ヶ所で同時に選出された場合は、票数の最も高いのが優勝、敗者たちは別人を選ぶことになる

いっぱいの新しい空港の名前が誕生して航空会社にとっては大変であろう。とりわけ外国航空会社にとっては混乱に陥る恐れがあるようだが、元の名前はそのまま使うはず、そうしないと様々な問題が起きるかねない。

参照した資料はこちら:

https://www.1tv.ru/news/2019-12-05/376906-aeroportu_domodedovo_v_moskve_ofitsialno_prisvoeno_imya_mihaila_vasilievicha_lomonosova 

https://xn--80adjaaqabpiqn.xn--p1ai/

https://ekabu.ru/173300-v-rossii-pereimenovali-aeroporty.-polnyy-spisok-novyh-nazvaniy.html 

https://360tv.ru/news/transport/aeroportu-vnukovo-prisvoili-imja-tupoleva/

https://zen.yandex.com/media/brodyaga_s_zanozoi/vsetaki-prisvoili-imena-aeroportam-5cf106a803ae9400af7e5aa9

 

応援、宜しくお願いします:

にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へ
にほんブログ村