ネット依存型の恐ろしさ | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

十日ほど前にロシアで起きた学校乱射事件、最も責任の重い元凶はどちらかと言えば、やはり犯人が夢中になっている銃撃戦ゲームとインターネットじゃないかと思わせる。そこから映し出された問題は現代人が直面している厳しい課題:「インターネット依存症」。

ネットが普及して以来、ネットに熱中して離れなくなる現象は世界各地で現れた。十数億人口を持つ中国では被害が著しい。数年前の漫画からうかがえる:

”我が子よ!ネットばかりにハマってご飯まで忘れちゃダメよ!”と、心配するオヤジ

子供だけに止まらず、大人までも同じ

”我が心をわかってくれるのはコンピューターだけ!”

中国では、网瘾(インターネット依存症)に罹って問題を起こした例が数えきれない。こんな現象は時代の進歩にしたがってもっと悪化するようだ。なぜかというと、コンピューターの代わりにスマートフォンの登場によってネットと人間の距離がいっそう近くなり、被害も拡大した:一番先に現れた症状は視力低下、さらに電磁波の臓器への影響も避けられないし、長時間的に続ければきっと体力が落ちるに違いないーーー

体への影響のみならず、精神面への被害がもっと恐ろしい:人間との交流が激減する一方、
ネットに閉じ込められて性格もおかしくなる。自閉症、引きこもり、うっつ病など現代的な文明病につながる可能性があり、極端に走ると暴力犯罪に発展していく。

文明化が進むほど被害も恐ろしい。ネットやスマートフォン無しでは生き辛い今の世の中だが、どうやってネット依存症を防ぐのは、今後、全人類共通の課題であろう。

参考した資料はこちら: 

http://www.sohu.com/a/119619224_351287  


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