搾取根性は正せないか?庶民より強奪するカザフスタンのクソ役人 | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道


十数年前、自分が中央アジアで旅行するとき、地元のガイドを始め多くの旅人からカザフスタン役人の悪い噂をいっぱい聞かせてもらった。筆者自身も国境を越えたとき、カザフスタンの役人に難癖を付けられたうえ罰金を取られた不愉快な覚えがある。



驚いたのはこんな現象は今日に至っても変わらない:今年の春、カザフスタンの二人の階級の高い警察は部下に賄賂を強制収取させる疑いで逮捕された。





記事によると、国道アルマティ––タルガル(Алма-Ата – Талгар)とアルマティ––ジャルケント(Алма-Ата – Жаркент)は“賄賂の大通り”だと言われ、そこで務める五十六名の交通警察の中に、半分以上は通りかかった車の運転手に賄賂を取る癖がありそうだ。


しかし、彼らは真犯人ではなく、黒幕は後ろに命令を下した彼らの二人の上司である。


警察らがもらった賄賂を二人の上司に上納し、上司はまた別の形で資金洗浄したそうだ。こういう形の犯罪はすでに一年以上も続けられたにもかかわらず、妙なのは、カザフスタンの公的組織「汚職撲滅委員会」は連中の長期間の悪行を全然気付かなかった。一方、逮捕された二人も平気で後悔する意思がなかったという。



二人の後ろに上級官僚が事件に関与しているかと調査は進んでいるが、長年に繰り返されている悪い癖は簡単に治らないと思う。まして経済不況の今、一時的には静まり、又も復活する可能性が高いではなかろうか。




参考した資料はこちら: 
http://www.news-asia.ru/view/kz/accidents/9507




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