トルクメニスタンへ出張(2013年)、その一:出発と準備  | ソ連風来坊のブログ

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台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

2013年の二月上旬、旧暦のお正月(中国の春節)の頃、トルクメニスタンよりメールが届いた。大親友のバワさんの知らせだ:


「ご無沙汰です。お元気?四月の末、我が国の大祝日なので、今年は盛大に行われる予定。空いてるなら遊びに来ませんか?費用は国が全額負担するので、心配いりませんよ!」


何の祝日でそんな旨い話はあるかと疑いながら手紙を読み続けた:


「従来、四月の最後の日曜日は我が国で競馬の日、今回はさまざまなイベントが追加されるほか、沢山の外国観光客を招待することに決まりました。招待する対象は二つの種類に限られています:」


1、交流会に出席し、馬の飼育と繁殖に関する講演をなさる専門家の方々。


2、展覧会に出席する外国の業者たち。展示する内容は必ず、馬と関係あるべき。


上記二種類でない場合は、ツアーに参加して来訪することは可能だが、費用は自分で負担することになり、国は負担しません。


自分にとって、すでにだいぶ回ったこの国は、同じ場所を繰り返す意味がないし、同行者を集めるのも容易ではないため、考えた末、業者の代表として参加することにしました。


展示する内容について、最初は馬具業を考えたが、接触してみたら任せる業者がなかなか現れなかった。別の方向に転向せざるも得なくなった。旧知の李さんの薦めで一人の若い青年画家と相談したところ、当人は喜んで私に作品を任せた。


早速資料をまとめて展覧会の出席に申請した。


四月上旬、バワさんから招待状がOKとの返事が来た!やりました!今回はギャラリーの代表として出席させて頂くことになりました。


四月の末、ウルムチ経由でアシュガバトへ。深夜到着後、空港で案内する学生さんたちが待ち受けた。同機ではほかの中国の業者もいて、私たちは同じホテルへ連れられた。


翌日、朝食後、ちょうとホテルの近辺で散歩。




立派なホテルに宿泊した




近所のスタジオ、2018年アジアのスポーツ大会はトルクメニスタンで行うそうだ




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朝十時、ホテルのバスに乗って展覧会の現場へ向かった。


今回のイベントで、沢山の学生さんたちが動員されるようで、私たちの現場で数人の大学生が手伝っている。中には中国語学科の学生もいた。




パヴィリオンの設置完了!うちのコーナーは馬に関する中国風の水墨絵でございます。


ほかの中国業者は、私が以前来たことがあると知ると、町への案内を頼んだ。四人で一台のタクシーに乗って市内観光。私はガイド!?(笑)




地震記念碑、十年ぶりに訪ねた! 




この場所は初めてなのでよく分からないが、夜景が綺麗だった。


さて、これから展覧会の開幕を楽しみにしております!


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