ペンジケント(Пенджкент) に魅了された、その二:伝説の湖(2009年) | ソ連風来坊のブログ

ソ連風来坊のブログ

台湾出身の一匹狼、旧ソ連陣営と東アジアを報道

本来、二日目のスケジュールは、山の奥にあるタジキスタンの大文豪ルダキの墓への見学のはずだったが、近辺に美しい湖があると聞いて旅行社に変更してもらった。


早朝、おっさんガイドニヨズクルさんの案内で発進します!


湖の名はマルグゾル(озеро маргузор)、山の奥にある。ザラフシャン川に沿って高い山の奥へ行けば、七つの湖に会える。七つの湖は各自の名前を持っている。一番目はМижгоч、二番目はсоя、三番目はГушар、四番目はНофин、五番目はХурдак、六番目はМаргузор、最後に七番目はХазоргашмаという呼び名で。その由来についても諸説があり、天より地面に墜ちた七つの星とか、七頭の竜が変身したものとか噂が流れる。




ザラフシャン側に沿って参ります




湖より流出した渓流は最後にザラフシャン川に注ぐ



車で二時間近く入口に到着、それからは登り坂。




最初に訪ねた一番目、最も近くて位置も低い




水面に移った映像も美しい




色は時間によって変わるそうだ




二番目(上)と三番目(下)はこんな感じ






上に行くほど積雪も深い




渓谷に沿って民家や村が点々と散らばっている。山での生活がとっくに慣れてるし、いくら高くて奥に住んでいても不便だと思わず喜んで楽しんでいると、ニヨズクルさんがタジキ人の考えを説明した。 




四番目より山道が狭くなる




五番目からは雪山が見えた




六番目に登った!かなり高くて険しい!






ほかの観光客も来ている 




雪山の湖畔での散策も一興!


七番目の湖はずっと奥にあるので、残念ながら冬の場合は、安全のために道路が閉ざされた。ここまでもう大満足、これから帰り道:


午後一時半頃、帰り道でニヨズクルさんが近辺に住んでいる知人のところへ連れて訪ねた。その家のご主人は教育者で学校で働きながら自宅の庭で農業をやって生計をたてる。普段、収穫さえあれば食い物には全然心配なし、経済が良くも悪くも、彼らとは無縁の話だそうだ。




のどかな村での仙人生活、羨ましい!





私たちが昇る途中、同旅行社の別のガイドさんがインド人の観光客を案内するのと出合った。夜、ニヨズクルさんの民宿でみんなと知りあい、食事をしながら楽しく話しを分けあった。




民宿はこんな感じ、賑やかで楽しかった




楽しいおっさんニヨズクル、ペンジケントのアファンティと呼ばれる。笑い話がオハコだ。 



ニヨズクルさん一家と記念写真、ご苦労様です!


これで楽しい夜を過して明日は南へ出発。


応援、宜しくお願いします:

にほんブログ村 海外生活ブログ 中央アジア情報へ