ちょっと遅くなってしまいましたが、まとめました。
実際行ったのは2/26(日)。翌日にみちのくサイクリングロードに挑戦する前日の日中でした。
ハーフクリップを取り付けるに至るまでですが……、、、
色々と自転車について自分で調べたりする中で、やっぱり“引き足”を使えるようになりたいな、と。
それはスピード云々ではなく、ボクの場合「ランニングのクロストレーニングとしてのサイクリング」を行いたいと考えていましたので、出来れば“引き足”を使う事で、ハムストリングスの強化を望みたいな、と
シマノのSPDペダルという便利なモノがある事は知っていますが、シューズとペダルを合せると1万5千円前後の出費になってしまったりもします。その辺りの費用対効果も考えると……急いで求める物でもないなぁ、と。。。
ちなみに今回取り付けを行ったハーフクリップはこちらの『VP ONE(ヴイピーワン) VPO ハーフトゥクリップ(ブラック)』という物。
特に厳選した訳でもなく、先日スポーツデポでバーエンドバーを買った際に、一緒に購入した物です。
そもそも選ぶも何も、デポにはこれしか売ってませんでした(^_^;)
なんと言っても945円という値段!!SPDペダル&シューズを購入するのに比べたら10分の1以下の価格です。
どれだけ効果があるかはわかりませんが、安い 且つ 手軽に出来そうなので、試してみる価値はありそうです。
ちなみに中身です。ハーフクリップ本体と取り付けネジ、あとはワッシャーっぽい金属板。
早速R3の純正ペダルに付いている反射板を外します。
素手では難しかったので、こんな形でマイナスドライバーを根元に差し込んで、テコの原理を使えば簡単に外す事が出来ました。
……で、このワッシャー。
どこかのブログでも見ましたが、案の定R3のペダルには嵌まりません。
特に支障はなさそうなので、パスします。
後は反射板の付いていた穴にボルトを通して、ナットで留めるだけ。
唯一気にするとすれば、左右の幅でしょうか。
ハーフクリップ側のネジ穴はかなり余裕があり、左右に調整する事が出来ます。
あまり車体に近いとペダルのクランクに靴を擦ってしまいますので、自分の靴に合わせて調整が必要かもしれません。
裏側から見るとこんな感じ。段差もほとんどなく、なかなか悪くありません。
遠目で見るとこんな感じ。
そんなに違和感もありませんね。
……で、翌日60km強を走って来てみた訳ですが、、、
感想① 「着脱」
→ハーフクリップの重みでどうしてもペダルが下を向いてしまう為、つま先でひっかけるようにして起こし、
ハーフクリップの中につま先を突っ込んであげる必要があります。
ただし、数回やればなんとなくコツが掴めてしまいました。
ビンディングとは違い、もしもの時に特に意識せずとも外せますので、立ちゴケの心配はありません。
感想② 「効果」
→ボクの靴ですとちょうどすっぽり嵌まるサイズでしたので、素の状態と比べてペダルとの一体感がかなり増し
ます。狙っていた“引き上げ”の効果よりも、通常の“漕ぐ”という行為に対しての効果が大きい事がわかりま
した。
また、上り坂では意識して“引き上げ”を行ってみましたが……ビンディングに対してみれば僅かかもしれま
せんが、フラットベダルに比べれば引き上げる力を伝える事が出来ます。今まではゼロだった訳ですから、
大きな効果と捉えています。
そんな訳で、個人的な感想としては「かなり満足」となります。
何しろ945円ですから。千円札1枚で出来るカスタマイズとしては、かなりお徳と言えます。
SPDペダルと違って、「どんな靴に対しても効果を及ぼす」という利点もありますし。
本格的に攻める気がなく、スニーカーや通勤用の皮靴であったとしても、同様の効果が望める訳です。
まぁ、休日に100kmを越えるロングを走ったり、ヒルクライムに挑戦するような場合には、間違いなくビンディングシューズを利用した方が遥かに効果は高いと思いますが(^_^;)
そこまで望んでいない、という方には十分だと思います。