入会クラブである京都サラブレッドクラブの募集馬一覧が発表されました。
まだ厩舎や金額が出ていない状況ですが、今までの傾向やデータをもとに見ていこうと思います。
あくまで今までの実績をもとに見ていくので、ほえーくらいの気持ちで見てやってください。(血統とか詳しくないので...。)
①アーベントロート2023
牡、父:アジアエクスプレス、母父:フジキセキ 5/17生まれ
母アーベントロートは中央芝1200mで2勝。
母の産駒としてはこの子が8頭目。
中央デビュー済みは6頭で中央勝ちはありません。
全兄オリエンタルキングは中央未勝利から名古屋で2勝を上げ中央復帰もその後中央では掲示板内が1回のみ(地方交流で2着はあり)
アジアエクスプレス×フジキセキだとアジアノジュンシンがダート短距離と千直で計3勝をあげており、他にも現3歳で惜しい競馬をしている子たちが数頭います。
血統的にも母の産駒傾向的にもダートが主戦の可能性大ですが、母の産駒成績がパッとしないので1勝してくれるかどうか。
②アンティグラビティ2023
牡、父:エスポワールシチー、母父:エンパイアメーカー 3/23生まれ
母アンティグラビティはダート1000mで2勝。
母の産駒としてはこの子が2頭目で、初仔の現3歳レヴィテーションは中山ダート1200mで勝ち上がっており1勝クラスでも3着に入っています。
姉レヴィテーションは父シニスターミニスターでしたが、今回はエスポワールシチーに変わっています。
この組み合わせで中央で走った馬がいないので何とも言えないですが、種牡馬実績だけで参考までに調べたところ大舞台での活躍はシニスターミニスターの方が多いものの勝ち上がり率はほぼ互角となっています。
父の代表産駒はイグナイター、ペイシャエス、ケイアイドリーと地方重賞で活躍している子も多いので、地方馬主資格を取った今の京サラを思うと地方からの中央出戻りという選択も最悪取れそうで個人的には評価したい1頭です。
③クルソラ2023
牡、父:シルバーステート、母父:Candy Stripes 5/21生まれ
母クルソラはアルゼンチンのG1で2勝の外国馬。
母の産駒としてはこの子が14頭目。
全頭中央デビュー済みで5頭が勝ち上がり。
代表馬にシリウスSや名古屋大賞典・マーキュリーCで2着のピオネロ、桜花賞2着・オークス3着でククナの母であるクルミナル、今年の関越S3着のセレシオンがいます。
産駒の中に重賞で好走した馬や母として結果を残した馬がいるので血統がいいのは間違いないですが、勝ち上がり率は5/14なのでイメージほど高くはないです。
ただ、その中でもディープ系との相性は良いので気にしなくてもいいかも?
母が高齢なのも気になりますが、現3歳の直近の仔がしっかり勝ち上がっているのでそこも気にしなくていいかもしれないです。
セレクションセール1,760万で落札させているためそこそこ高い値段になりそうですが、魅力はあるので注目したい1頭です。
④コテキタイ2023
牡、父:アメリカンペイトリオット、母父:サウスヴィグラス 2/24生まれ
母は地方登録馬で、門別・川崎・浦和で計5勝。
母の産駒はこの子で7頭目。
中央デビューは4頭で、そのうち2頭が中央で勝利しております。
半兄スズカコテキタイはOP2勝です。
母の産駒は直近の2頭が複数勝利を挙げており、中央で勝てなかった産駒も地方で活躍をしていたので産駒実績はいいです。
ただ、今回父がアメリカンペイトリオットで勝ち上がり率が30%前半なのは気になるところで、OP勝ちも1頭しかいないので正直夢は見られないかな?
父の傾向的には芝・ダートどっちもという感じで、母の傾向はダートなのでダート馬っぽいかなとは思います。
母の産駒成績が良く、去年の募集馬も人気になっていたのでこの子も人気するかなと思いますが、種牡馬を考えると少し手が出にくいです。