アイネックス小池です
日本コンクリート工学会における土木学会表面保護工法設計施工指針 (案) の概要では、表面含浸工に対しての各種要求性紹介の続きです。
中性化対策、塩害対策、凍害対策の次に要求されている性能は、アルカリ骨材反応としての要求性能です。
最初にお断りしておきますが、要求性能の順番は重要性を示しているものではなく、コンクリート構造物にとって、あくまで全項目が重要な要求性能です。
■アルカリ骨材反応としての要求性能
アルカリ骨材反応対策として表面含浸工を適用する場合に要求される性能は、コンクリート表層部に透水および吸水阻止性を付与することであり、表面含浸工を適用することによって、コンクリートの水蒸気透過性を阻害されないことも要求される。</blockquoteと定義付けしています。
アルカリ骨材反応のことを私たちはアル骨と略して呼んでいますが、この説明は次回にさせていただきます。
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