アイネックス小池です
実践女子大学人間工学研究室のシステムキッチン取り付けシーンの続きです。
さて、しゃんが作業している職人は何をしているのか分かりましたか?
手前にあるシンクキャビネットに関することです。
正解は、シンクキャビネットに給排水管の取り込み穴を開口するため、給水管と排水管の位置を測っていました。
奥行と左右方向を正確に測って、シンクキャビネットの地板(底板)に穴を開けます。
シンクキャビネットをひっくり返して測った寸法通りに地板の裏に墨を付けて、給水管と排水管のセンターに細いきりで穴を開けます。
裏から小さい穴を開けたら、今度はキャビネットの中から給水管と排水管に合わせた大きさのきりで穴を大きく開け直します。
なぜキャビネットの中から開けるのか?
きりで穴を開ける場合、貫通するときにきりで押された最後の一皮がきれいに切れなくて、開口部の外側にバリ(切りきれずに残るギザギザ)として残ることがよくあります。
このときキャビネットの表層材を破損さしてしまうことさえあります。
従いまして、内部から穴を開けて、バリや破損が見えなくなる裏面に出るようにします。
これは鉄則です!
続きます・・・。
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