西荻窪の池しんです
「洗面台の水栓のレバーが固くなって使いづらい」と同じ杉並区在住の友人から出動要請がありましたので行ってきました。
友人宅の洗面台の水栓です。
シングルレバー式のシャンプー水栓で、普通の吐水とシャワーに切り替えられるものです。
右のツマミがレバーになっていて、レバーの上下で湯水を出したり、止めたりします。
ご覧のように、グレーのキャップを外せばプラスのビスが出てきます。
グレーのキャップは簡単に手で外せます。
(たまには、このキャップを外して掃除をしましょう。)
プラスのビスを外すと、ご覧の通りレバーも外れます。
このレバーはプラスのビスで止まっているだけなので、簡単に脱着できます。
この状態で、要所要所にグリース(潤滑油)を差してあげます。
こんな感じです。
グリースを吹きかけた写真です。
このように掛けると、次第に水栓の軸部分に入っていきます。
あとは、ビスを締めて、キャップを戻して、レバーの上下左右運動を繰り返してグリースを馴染ませます。
どこにグリースを掛ければいいか迷った場合は、適当に大めに吹き付けてください。
グリースが湯水に混入することはありませんのでご安心ください。
今回使用したグリースです。
ホームセンターやスーパーで購入できます。
結構万能タイプのグリースなので、一家に一本用意しておくといいですよ。
これだけのことでレバーが固いというのは、随分解消されました。
今回は、友人なので呼ばれましたが、皆さんはそうはいかないと思いますので、このような症状が起きたら、まずグリースを差しましょう。
20,000~50,000円(水栓交換なら、これぐらいかかります)の損失を免れますよ。